京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)

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京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)

本賞は、京都大学における若手の女性研究者の優れた成果を讃える制度として、人文・社会科学または自然科学の分野において、優れた研究成果を挙げた若手の女性研究者を顕彰し、当該若手女性研究者およびこれに続く若手女性研究者の研究意欲を高め、もって、本学、さらには我が国の学術研究の将来を担う優れた女性研究者の育成等に資することを目的に、平成20年度に創設しました。

令和5年度

令和4年度

令和3年度

令和2年度

令和元年度

平成30年度

平成29年度

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成24年度

平成23年度

平成22年度

平成21年度

平成20年度

女性研究者支援モデル育成事業

京都大学では、平成18年度の科学技術振興調整費:女性研究者支援モデル育成事業「女性研究者の包括的支援『京都大学モデル』」の採択を受けて、平成18年9月に「女性研究者支援センター」を設立しました。本事業では、女性研究者の抱える問題を解決し研究環境を改善することにより、更に卓越した女性研究者を生み出していく包括的な支援体制を整備すべく、10個のプログラムを実施してきました。平成20年度にて科学技術振興調整費による支援は終了しましたが、大学経費においてそれぞれの支援事業を推進しています。

女性研究者養成システム改革加速事業

本事業は、多様な人材の養成・確保および男女共同参画の推進の観点から、特に女性研究者の採用割合等が低い分野である、理学系、工学系、農学系の研究を行う優れた女性研究者の養成を加速する必要性に基づきスタートした、文部科学省科学技術振興調整費事業の一つです。本事業を実施し、機関におけるシステム改革に効果的な分野・規模で当該女性研究者の採用を行うことにより、人材の多様化、研究の活性化および男女共同参画意識の醸成、さらには、機関として本来取り組まなければならない柔軟な組織編成や環境整備等を同時に促進し、総合的なシステム改革の構築を目指すものです。

平成21年度に、京都大学が提案した「京大式女性研究者養成コーディネートプラン」を含む5課題が採択され、本学では以下の支援を実施しました。

なお、科学技術振興調整費による支援は平成23年度をもって終了しました。

概要

京都大学は、世界でも有数の知の拠点であり、多様な人材の育成という観点からも、女性研究者の活躍促進は喫緊の課題です。それを踏まえ本課題では、女性研究者の採用・育成のコーディネート等を担う「女性研究者養成システム改革推進室」の設置を皮切りに、新規養成女性研究者へのワークライフバランス等に関するソフトな支援から、研究活動に根ざした段階的支援を実施し、育成を図ります。本システム改革自身は、女性研究者の参画促進等の広告塔となることで、学内の意識啓発や次世代を担う女性研究者の裾野開拓・拡大、その結果、更なる女性研究者の輩出という一連の好連鎖を生み出し、アカデミア全体の知力の底上げに寄与することが期待されます。

女性研究者養成システム改革推進室

京都大学における「女性研究者養成システム改革加速プログラム」を円滑に実施し、これに関連する部局において女性研究者の養成に関し、連絡調整およびその推進に係る企画立案等を行うため、研究担当理事の下に、女性研究者養成システム改革推進室(以下、推進室という。)を設置しました。

また推進室に、女性研究者養成の推進等に関し必要な事項を審議するため、女性研究者養成システム改革推進委員会を設け、さらに推進委員会に理学系・工学系・農学系ワーキンググループを置いて、事業の推進に取り組みました。

段階的研究支援