第13回京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)表彰式を開催しました。(2021年3月3日)

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 優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰する制度である、京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)の第13回表彰式を開催しました。

 新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、今回の表彰式は Web会議システムを使用したライブ配信形式で実施し、学内外から多くの視聴がありました。

 表彰式は、最初に選考委員長である稲垣恭子 理事・副学長から、選考経緯に関する報告を交えた開会の挨拶があり、引き続き、たちばな賞学生部門受賞者の村山陽奈子さん(理学研究科博士後期課程2年)、研究者部門受賞者の今村恵子 iPS細胞研究所特定拠点講師に、湊長博 総長から表彰状と記念楯が授与されました。続いて、副賞の「ワコール賞」が伊東知康 株式会社ワコール代表取締役社長執行役員から贈呈されました。

 また、優秀女性研究者賞奨励賞受賞者の田鶴寿弥子 生存圏研究所助教にも、同じく湊総長から表彰状と伊東代表取締役社長執行役員から副賞の「ワコール賞」が贈呈されました。

 その後、湊総長から受賞者へ祝福の言葉と女性研究者の更なる活躍を期待するエールが送られ、伊東代表取締役社長執行役員から受賞者へ祝辞が述べられました。

 引き続いて、たちばな賞受賞者による研究発表が行われ、村山さんは「強相関電子系における回転対称性の破れを伴う新奇量子相の解明」について、今村特定拠点講師は「筋萎縮性側索硬化症の病態解明と新規治療薬の開発研究」について発表し、会場の関係者は熱心に聞き入っていました。

 最後に、平島崇男 理事・副学長から閉会の挨拶があり、盛況のうちに閉幕しました。

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祝辞を述べる湊総長
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祝辞を述べる伊東代表取締役社長執行役員
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表彰状・記念楯授与の様子
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受賞者および関係者