監事ノート(9)(2010年6月17日)

監事ノート(9)(2010年6月17日)

 京都大学の第二期中期計画がスタートいたしましたが、今回は平成21年度の定期監査の結果を監事監査報告書としてまとめましたので報告いたします。今回掲載の監事監査報告書は定期監査とともに臨時監査も取りまとめておりますので、ご活用いただければ幸いです。

 平成21年度は第一期中期計画の最終年度であり、第一期中期計画を完遂するために注力された一年でした。また第二期中期計画を策定するための一年でもありました。

 定期監査ではこの一年の業務の取り組みについて監査するとともに、監査を通じて今後の業務執行の上で役立つと考えたことを監事意見として述べています。監事意見ができる限り業務執行に役立つように具体的な提言となるよう努めました。また、定期監査のみでなく臨時監査、部局訪問など一年間の監査活動を通じて気づいたことを「平成21年度監査を通じての監事意見」として三項目について述べています。昨年度の「平成20年度監査を通じての監事意見」とともにお考えいただき、日常の業務運営の中で活かしていただければ幸いです。さらに、本部部門や部局における業務改善のモデルとなる業務を整理し、「業務モデル」として列挙いたしました。本部部門および部局の業務を遂行する際に「業務モデル」を参考にしていただいて、業務改善に取り組んでいただくことを期待しています。

 7月から臨時監査と部局訪問をスタートいたします。引き続き監査に該当する本部部門および部局のご協力をお願いいたします。