監事ノート(2)(2008年9月4日)

監事ノート(2)(2008年9月4日)

平井 紀夫

 4月に監事に就任し、平成19年度定期監査の実施とその取りまとめ、平成20年度の監事監査計画の作成、臨時監査の実施(「進路に関する目標を達成するための措置」)とその取りまとめ、監査対象でない部局訪問などを実行してきました。

 これまで延18部門(10部局・8本部部門)を訪問し、部局長、担当教員、事務(部)長、事務担当者の皆さんと面談し、意見交換をしてきました。それぞれ部局によりその状況は異なりますが、それぞれ自部局の課題を認識し、部局で課題解決に向け取組をされている様子も理解できました。また、部局をまたがる課題解決の困難さもよく理解できました。

 これまでの面談を通じて監事として感じている全学の共通課題の主なものは、次のようなものです。

  •  (1)自部局など自組織が年間に取り組むべき目標(実行せねばならないこと、実行したいこと)をさらに明確にする必要があること
  •  (2)部局をまたがる課題について部局相互の情報共有・連携が不十分であること、したがって課題解決が困難であること
  •  (3)教育・研究の環境整備について各部局で検討を進められているが、その実現に多くの課題があること
  •  (4)学生に対する支援の充実についても同様の課題があること
  •  (5)吉田・宇治・桂キャンパス間の移動に関して多くの課題があるが、少しでも改善を進める必要があること
  •  (6)国立大学法人化および各種事業の開始・拡大に伴い事務量が増大していること、また教職員の負荷が増大していること

 まだまだ多くの課題があると考えますが、現在は改めてこのような課題認識をしているところです。

 こうした課題はすでにこれまで提起されてきた課題ばかりであると思いますが、それだけに各部局、個人が、課題解決に向け自らやれることを提言し、実行していくこと――自律的なPDCA――が強く期待されます。こうした行動の積み重ねがあって始めて、全学に共通した大きな課題の解決(中期目標の達成にも)に向かえるのではないでしょうか。こうした課題認識と課題解決の観点を常に持ちながら、これからの監事監査を進めていきたいと考えています。