どの学部であっても入学後、まずは国際高等教育院による「教養・共通教育」が行われます。この「教養・共通教育」では専門科目を学ぶ前に、あるいは専門科目と並行し、文理を問わない専門外の分野をふくめ、人類の叡知や学問の脈略を幅広く学習します。
教養・共通と併行して「学部専門教育」が始まります。専門教育の占める割合は1年次から学年とともに増してゆきます。また、学部によって異なりますが、専門教育では学科やコースなど、専門分化された課程での学びに取り組みます。この間、講義で知識を得るだけでなく、実習や演習など、専門分野に特化した技能を修得するための学びも増えてきます 。こうした専門教育は少人数制の利点をもつことも多く、教員との対話も深まります。さらに卒業に向けた「学びの総決算」として、卒業研究や卒業論文、国家試験の受験・合格などの課題が与えられます。