KCJS第21期受講生の参加報告書

受講講義:Art of the Kansai

主に関西地方での芸術を、縄文時代から江戸時代まで歴史を追って学びました。自分の日本史の知識は主に一般常識と中学までの授業によって構成されていましたが、授業についていくことは可能でした。法隆寺や平等院鳳凰堂などの建造物を見に行ったり、博物館で美術品を見たりする月一回のfield tripがあり、実際に目で見て学ぶといったことにも重点が置かれていました。field tripや少人数クラスだったということもあり、受講生と随分と仲良くなりました。これから先留学を考えている自分にとって、様々な背景を持つ色んな人と交流していくうえでたくさんのことを学べたと思います。英語力を磨く上でもKCJSはとても魅力的ですが、今現在持っている英語力でかけがえのない友達を作ることができるという点でも、受講を考えている人たちにはお勧めしていきたいです。
(薬B2)

受講講義:Dealing with Disasters in Japan

日本で起きた様々な災害の詳細とその時の救助活動、特にDisaster management について学んだ。その後、日本国内でのDisaster managementの枠組みと、災害時における国際協力の実態についての講義が行われた。意見があればその時に発言する、という普段の講義とは全く異なる雰囲気に圧倒された。3回プレゼンテーションを行う機会があり、1回は私の専攻である原子核工学に関連する講義内容についてのプレゼンだったが、これはKCJSを通して英語を上達させたいと相談した私への先生からの激励として、特別にやってみないかと言ってくださったものだった。拙いプレゼンであったが一応の成功を収めることができとても嬉しかった。予習については、長文を読み慣れない上に、頻繁に用いられる専門用語に最初は困惑した。何時間もかけてやっと何となくわかる程度だったが、面白かったので「負担」とは感じなかった。クラスメイト達は総じて本当に親切で明るくて、自分の意見をしっかりと持っていた。自然に発言を促してくれたり、予習の論文でわからないところも聞けば快く教えてくれた。本当に素晴らしい人達と出会えたと思う。
(工B3)