「京都大学研究データ管理・公開ポリシー」を公開しました。(2020年5月12日)

公開日

本学では、このたび「京都大学研究データ管理・公開ポリシー」を策定し、公開しました。

本ポリシーは、研究データの管理・保存・公開に関して、学術研究の発展と京都大学における将来の研究を守るための指針として5つの原則を示したものです。本学で行われる研究が多様であることを踏まえ、それぞれの研究分野における法的、倫理的要件に従うことを認め、最大限尊重することを前提としています。

本学の「研究の自由と自主を基礎に、高い倫理性を備えた研究活動により、世界的に卓越した知の創造を行う」とともに、「世界に開かれた大学として、自由と調和に基づく知を社会に伝える」という基本理念に基づく本ポリシーにより、研究活動の過程で生み出される研究データを適切に管理・保存することで、その価値を守り、公開により利活用を促進することで、学術研究の広範囲に渡る発展と地域社会の調和ある共存に大きく貢献します。

1990年代から始まった「論文」の公開(オープンアクセス)の流れは、「研究データ」を含む「研究成果の共有(オープンサイエンス)」へと拡大しています。本学は、本ポリシーを国内で先駆けて策定・公開することにより、日本のオープンサイエンスの発展を先導します。

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