監事ノート(4)(2005年7月5日)

監事ノート(4)(2005年7月5日)

原 潔

平成16年度監事監査に関する報告書と平成17年度監事監査計画

平成16年度の監事監査に関する報告書を尾池総長に提出しました。本報告書は先に、監事ノート(3)で報告しました臨時監査と年度末に実施した定期監査及び会計監査人による会計監査の報告を受けて、平成16年度監事監査に関する報告書(PDF)としてまとめています。

平成16年度の監事監査の結論として「国立大学法人京都大学における業務及び会計は、本学の理念・目標を達成するために、中期計画、年度計画に沿って適正かつ効率的な運営に努めている。」と認められました。本報告書は、本年度の監査結果に基づいて京都大学における全学的な業務活動全般を概観し、同時に本学の理念・目標から見て今後、改善することが適切であると考えられる具体的な事項について意見として提出しました。また、「カリフォルニア大学における監査システム及び関連業務に関する調査報告書(PDF)」の詳細版を作成しましたので既報告の概要版と入れ替えました。

平成17年度監事監査計画を策定しました。本年度は、定期監査と共に、重点項目(臨時監査)として平成16年度の監査結果のフォローアップ状況の検証、アドミッション・ポリシーの具体化、遠隔地における教育研究施設の業務、事務改革、内部統制、リスク管理、広報活動、個人情報保護など16年度監査で十分実施できなかった業務を中心にして監査することを計画しています。

平成17年4月から内部監査室が設置されましたので、同室と連携しながら効果的な監査業務を実施したいと考えています。関係の方々のご協力をお願いします。