宇宙空間の電気の偏りはやはり“逆”だった?―地球周辺の宇宙空間における帯電をめぐる謎に迫る―

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 海老原祐輔 生存圏研究所教授、平原聖文 名古屋大学教授、田中高史 九州大学名誉教授の研究グループは、シミュレーションを用いた研究を行い、地球周囲の宇宙空間における電気の偏り(帯電)の極性は従来の考えとは逆であるという最近の人工衛星観測結果を、プラズマの運動によって説明できることを示しました。この成果は、宇宙環境変動に重要な役割を果たす大規模なプラズマ流の本質的な理解に繋がるものです。

 本研究成果は、2025年7月10日に、国際学術誌「Journal of Geophysical Research: Space Physics」に掲載されました。

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