2025年度 京都大学高大連携事業 大学院生等(学びコーディネーター)による授業を実施しました

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 高大接続・入試センターでは、高大連携事業の一環として、全国の高等学校を対象に学びコーディネーター事業を実施しています。本事業は、本学大学院生(博士後期課程)およびポストドクターの協力を得て、全国の高校生を対象に研究紹介の授業を行うものです。高等学校における探究活動やキャリア形成等の支援、大学院生等への教育機会の提供を目的として実施しています。

 今年度は、82名の学びコーディネーター登録者の協力のもと、202592日~1219日の期間に、出前(対面)授業およびメディア(オンライン)授業を全国49校で計86授業実施し、延べ5,633名の高校生が受講しました。

 受講した高校生からは、「抽象的な課題から具体的な問いを探すことを意識したい」、「周囲に相談しながら視点を広げたい」といった探究の進め方に関する気づきが寄せられました。また、「歴史が生き生きと感じられた」、「これまでの“勉強”とは違う“学問”への期待が膨らんだ」との声もありました。文系・理系を越えて幅広い分野に触れる意義や、研究に伴う倫理的・社会的側面への理解が深まったという感想も多く、「自分が本当に学びたいことを追究したい」という前向きな意欲につながったことがうかがえました。

 実施校の教員からは、「生徒と対話しながら楽しく講義を進めていただき、多くの気づきが得られた」、「疑問の広げ方や掘り下げ方など、探究活動に関わる示唆を多くいただいた」といった声が寄せられました。また、「研究者の発想プロセスを追体験できた」、「研究を楽しむ姿が、生徒が学びや将来を考える際の良い刺激になった」との意見もありました。

 学びコーディネーターからは、「高校生が主体的に考え、意見を交わす姿が印象的だった」、「難しい内容にも前向きに取り組み、楽しさを見いだしてくれた」といった声が寄せられました。講義を通して、高校生が新しい視点を得たり、普段とは異なる角度から物事を捉える姿が見られたことに手応えを感じたとのコメントもありました。さらに、「生徒同士の議論が活発で、多様な発想に触れられた」、「高校の先生方が生徒の新たな一面に気づく場面があった」との声も寄せられ、この取り組みが学びの広がりを生む機会となったことがうかがえました。

 高大接続・入試センターでは、今後も全国の高校生に向けて様々な高大連携事業を展開していきます。

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授業の様子1
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授業の様子2
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授業の様子3
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授業の様子4
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授業の様子5
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授業の様子6
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授業の様子7
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授業の様子8(オンライン授業)