講演:18時30分~20時00分
変人バー:20時00分~21時00分
京大変人講座とは、京都大学に連綿と受け継がれている「自由の学風」、「変人のDNA」を世に広く知ってもらうために、本学内で開催している、ナビゲーターの越前屋俵太さんによって進行する公開講座です。第21回となる今回のゲスト講師は、齋藤亜矢 京都芸術大学教授です。
齋藤教授は、本学理学部、医学研究科修士課程を経て、東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了という稀な経歴を持ち、現在は芸術認知科学を専門とす旧石器時代の洞窟壁画やチンパンジーとヒトが描く絵の比較などから、芸術の起源を研究しています。
様々な観察や実験の結果、齋藤教授は、チンパンジーとヒトの絵にある違いを発見しました。この発見は、ヒトの「ヒトらしさ」や、アートの起源に近づく大きなヒントになります。チンパンジーとヒトの絵の違いとは何でしょうか。そして、そこから我々ヒトの何が見えてきたのでしょうか。
齋藤教授の研究を起点に、アートの起源、そして、分野を横断しながら研究に取り組み続ける齋藤先生の好奇心の起源に迫ります。ぜひお越しください。
基本情報
- 吉田キャンパス
講演:京都大学国際科学イノベーション棟5階 HORIBAシンポジウムホール
変人バー:同会場 ホワイエ
本部・西部構内マップ[69]
- 在学生の方
- 一般・地域の方
- 企業・研究者の方
どなたでも参加いただけます。
講演:250名
変人バー:50名
講演:無料
変人バー:1,500円
イベント内容
登壇者
ナビゲーター
越前屋 俵太
「探偵!ナイトスクープ」「世界ふしぎ発見!」などの人気番組で活躍。
芸能プロダクションに所属せず、最初から個人事務所を立ち上げ、企画・演出・制作もこなしていた芸能界の変人。
現在は関西大学、和歌山大学、高知大学、京都芸術大学、京都外国語大学で教鞭をとるほか、書道家「俵越山」など活動は多岐にわたる。
京大変人講座では、「京大変人講座 ナビゲーター」として、ゲスト講師の専門的過ぎる話を分かりやすくトランスレートする役割を担う。
ゲスト講師
齋藤 亜矢 京都芸術大学 文明哲学研究所 教授
京都大学理学部、京都大学大学院医学研究科修士課程を経て、東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。博士(美術)。日本学術振興会特別研究員、京都大学野生動物研究センター特定助教、中部学院大学准教授などを経て、現職。専門は芸術認知科学。進化や発達の視点から芸術するこころの起源について研究している。
著書に『ヒトはなぜ絵を描くのか—芸術認知科学への招待』(岩波書店)、『ルビンのツボ—芸術する体と心』(岩波書店)など。連載に京都新聞夕刊「現代のことば」(2019年7月~2025年6月)、『月刊アートコレクターズ』展覧会レビュー(2022年5月~)、デザインに日本モンキーセンターロゴマークなど。
齋藤 亜矢(Aya Saito)- マイポータル - researchmap
変人バーについて
変人講座終了後に、同会場にて変人バーを開催します。齋藤教授や越前屋氏、他の参加者とともに、研究者や変人たちの未来を語り合いましょう。
- 参加費(1,500円)が必要です。当日会場にて現金でお支払いください。
詳細は、以下のページをご覧ください。
第21回京大変人講座 チンパンジーはなぜ絵を描くのか?! | 京都大学オープンアカデミー
申し込み
以下のリンクよりお申し込みください。
第21回京大変人講座 チンパンジーはなぜ絵を描くのか?!芸術認知科学からみたアートの起源 | Peatix
定員に達し次第、締め切ります。
京大オリジナル株式会社 プロジェクトマネジメント部
E-mail:kensyu*kyodai-original.co.jp(*を@に変えてください)