本学での入学・受け入れが既に決定している留学生のための住まいと生活の情報を紹介します。

住まいの情報

京都大学国際交流会館

対象者

渡日して1年未満に本学へ入学する留学生

募集時期・入居期間等

募集時期 1月および7月
入居時期 4月および10月
入居期間

 

修学院・吉田・百万遍・岡崎:1ヶ月以上、1年以内
宇治・おうばく:1ヶ月以上、2年以内
※延長なし

入居申請手続きの流れ

  1. 入居を希望する留学生は、受け入れ教員もしくは所属する学部・研究科等事務室に事前に相談をします。
  2. 受け入れ教員または受け入れ部局担当者が「入居申請システム」を通じ登録をします。
  3. 国際交流サービスオフィスから留学生に連絡があります。
  4. 連絡を受けた留学生は指定の期日までに申請を完了します。

宿泊施設等

宿泊施設名 部屋種別 最寄キャンパス
修学院本館 家族室、夫婦室、単身室 吉田キャンパス(バス/電車20分)
宇治分館 夫婦室、単身室 宇治キャンパス(徒歩3分)
おうばく分館 家族室、夫婦室、単身室 宇治キャンパス(徒歩10分)
吉田国際交流会館 単身室 吉田キャンパス内
百万遍国際交流会館 単身室 吉田キャンパス(徒歩3分)
岡崎国際交流会館 単身室 吉田キャンパス(自転車5分)

国際交流サービスオフィス「申込に関する注意事項」

京都大学学生寄宿舎

国際交流会館に加え、吉田キャンパス近くには、一般学生寮があります。どの寮も、日本人学生と一緒に入居することになります。

詳細は以下のページで確認してください。
住まい・食と購買

公共団体等設置の宿舎

宿舎には、日本人学生も入居しており、保証人が必要です。詳細は各宿舎のサイトで確認することができます。いずれも所属先学部・研究科等事務室もしくは受け入れ教員を通じて申し込んでください。

京都市住宅供給公社「向島学生センター」 
〒612-8133 京都市伏見区向島鷹場町104-1
Tel: 075-612-8181

一般的な民間のアパート等

留学生を対象とした宿舎は収容戸数に限度があり、また、国際交流会館には入居できても所定の入居期間が過ぎれば、民間のアパート等を探さなければなりません。
アパート等を探す場合は、京都大学生活協同組合や賃貸不動産業者へ行き、住みたい物件を探しましょう。物件の相談や見学は無料です。ただし、契約が決まれば仲介手数料を払わなければなりません。
通常、アパートを借りる際には、家賃の他に、礼金(権利金)と敷金(保証金)として家賃の2、3ヶ月分程度の支払と、連帯保証人が必要です。不明な点がある場合は、契約の前に不動産業者や家主に必ず確認してください。

家賃

立地条件(都市部は郊外より高価)、また部屋の大きさ・設備によっても料金が異なります。京都市内で部屋を借りる場合の一般的な料金は次のとおりです。通常、部屋に家具はついていません。

単身用(台所・トイレ等共同) 月額 25,000円~30,000円
単身用(台所・トイレ・風呂付) 月額 45,000円~

礼金

日本の慣例では、家賃とは別に、部屋を借りる際の手付金(お礼)として礼金(権利金)を家主に払います。このお金は返金されません。

敷金

入居中の問題、退去時の部屋の破損や家賃未払い等の保証として、入居時に家主に支払います。退去するとき、部屋の清掃代や修理代等を差し引いた分が返金されるかどうかは、貸主によって異なります。詳しい情報は、契約前に、不動産業者や家主に確認してください。

共益費・管理費

廊下の照明、建物の管理や清掃代等の費用のことで、住人全員で負担します。

その他必要な費用

火災保険等があります。詳しくは、賃貸不動産業者や家主に問い合わせてください。

住宅賃貸借保証人について

日本で民間アパートに入居するためには、一般的に「連帯保証人」が必要です。連帯保証人がいない場合は、保証会社に保証を委託する必要があります。本学では、留学生や外国人研究者等がスムーズに賃貸借契約を締結し、安心して日本での生活が送れるよう、保証会社を紹介しています(本学は保証人にはなりません)。本学に在籍する外国人(在留資格は問わない)であれば、特別料金で保証を受けることができます。

連帯保証人に関する情報は、以下のページを参考にしてください。
国際交流サービスオフィス「住まいについての基礎知識・外国人のための住宅賃貸借保証人」

部屋探しに役立つサイト

部屋探しに役立つサイトを紹介します。

生活の情報

電気・ガス・水道

電気・ガス・水道といった公共サービスは、家主が管理していることがあるので、まず家主もしくは賃貸不動産業者に問い合せてから手続きを始めてください。
公共サービスの使用料(公共料金)の支払いは、銀行・ゆうちょ銀行(郵便局)・コンビニエンスストアでできます。また、口座振替で自動払いする方法や、クレジットカードで支払う方法もあります。

電気

日本で使われる電気の周波数は2種類あり、京都がある西日本では、100V/60Hzです。周波数に適した電化製品を使いましょう。
以下のWebサイトより使用開始手続きをしてください。使用料は1ヶ月に一度支払います。
関西電力株式会社「各種お手続き」 

ガス

インターネット、電話により申し込み、係員に来てもらいます。ガスの開栓には、入居者が立ち会う必要があります。使用料は1ヶ月に一度支払います。

Tel:
0120-8-94817(京都事務所)
06-6586-1252(海外から)

水道

日本の水道水はそのまま飲むことができます。使用料は2ヶ月に一度支払います。

開栓・閉栓手続き
京都市

水道の使用開始カードが部屋の玄関もしくはポストなどに置いてあります。このカードに書かれたお客様番号が、開栓・閉栓手続きに必要です。開栓の申し込み方法は、インターネット、電話、来所が可能です。3階建て以上の民間マンションについては、各部屋の使用者からの申し込み手続きが要らない場合があります。事前に管理組合、不動産業者等に上下水道局への申し込みが必要かどうか確認してください。

京都市上下水道局 
Tel: 075-672-7770(お客さま窓口サービスコーナー)

宇治市

宇治市役所に予納金(基本料金の4ケ月分)を持参し開栓の手続きをしてください。退去時の閉栓も宇治市役所に届出が必要です。

  • 宇治市
  • 宇治市上下水道営業課
    Tel: 0774-22-3141(代表)

ごみの収集・リサイクル

ごみの収集日、分別の方法は地域により異なります。詳しくは居住地区の市(区)役所・支所、または家主や管理人に聞いて、ルールに従ってください。
京都市では、「家庭ごみ(生ごみ類・紙類等)」と「資源ごみ(缶・びん・ペットボトル・プラスチック製容器包装)」はそれぞれ指定のごみ袋に入れて出さなければなりません。指定のごみ袋は、市内のスーパーやコンビニエンスストアで購入してください。また、家具・ふとん等は「大型ゴミ」(有料)として京都市大型ごみ受付センターに収集を申込んでください。

ごみの収集、分別
京都市
宇治市

家庭用電化製品4品目(エアコン、テレビ、冷蔵(冷凍)庫、洗濯機・衣類乾燥機)の回収については以下のページを参照してください。
一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
Tel: 0120-319640

リサイクル

京都市内には、様々なリサイクルショップやリサイクル制度があります。また、京都市国際交流会館内に設置のメッセージコーナーを利用することもできます。

自転車について

乗り方のルール

近年、本学学生の自転車運転中の事故が急増しています。安全のため、自転車に乗る際は以下の規則を必ず守るようにしてください。なお、自転車による交通違反には、懲役または罰金などの罰則が定められています。

  • 原則として車道の左側を走ること。
    「自転車歩道通行可」の標識のある場合は、歩道を走ることができる。歩道を走る場合、車道寄りの部分で速度を落として、歩行者を優先して走行すること。
  • 交差点で自動車と同じように右折しないこと。「自転車横断帯」がある場合はそこを通行すること。
  • 特に人通りの多い所では自転車を降り、自転車を押して歩くこと。
  • 飲酒運転、二人乗り、併進は禁止。
  • 夜間は必ず自転車灯を点けること。
  • 運転中に携帯電話やイヤホンまたはヘッドホンを使用しながら運転してはいけないこと。
  • 自転車をとめるときはわずかな時間の駐輪でもしっかりした鍵を常にかけること( 鍵を2つかけると盗まれる危険性が低くなります)。
  • 子供はヘルメットを着用すること。
  • 傘をさして運転をしてはいけないこと。
  • 信号機の信号に従うこと。
  • 一時停止すべきことを示す標識等がある場合は、一時停止すること。
  • 急な進路変更をしないこと。

京都市サイクルサイト

自転車保険

近年、自転車による事故が交通事故の約2割を占め、運転者がケガを負うだけでなく、加害者となる死傷事故が増加しています。こうした事故では、多額の損害賠償を求められる場合があります。
京都市では、2018年4月1日より自転車利用者へ自転車保険への加入を義務づける条例が施行されました。条例が施行されている地域で自転車に乗る場合、自転車保険に加入する必要があります。また、未成年者が自転車に乗る場合も、保護者が未成年者の分も保険に加入するようにしてください。自転車保険は、自転車に乗っている時に事故を起こし、他人にケガや死亡させた場合の損害賠償や自身がケガをした場合の治療費を補償するものです。すでに加入されている損害保険(火災保険、自動車保険など)があれば、その保険の補償内容を確認してください。もし、個人賠償責任補償が含まれていない場合は、自転車による対人・対物事故に対応した個人賠償責任保険(補償額:最高1事故1億円)に加入してください。
なお、本学に在籍している留学生は京都大学生活共同組合の学生賠償責任保険に加入していれば、自転車保険に別途加入する必要はありません。

自転車の購入方法

新品を自転車店等で購入する他に、リサイクルショップ等で中古品を購入することも可能です。市内には、中古の自転車を専門に販売する店舗が各所にあります。なお、帰国の際には、大型ごみとして処分するか、リサイクルに出すなどして、放置しないでください。

防犯登録

自転車購入時に、その店で防犯登録をすることが義務づけられています。登録には、健康保険証などの名前と住所が確認できる身分証明書と600円が必要です。登録の有効期限は10年です。購入時に販売店からもらう登録カードの控えは必ず保管しておきます。他人から自転車を譲り受けるときは、前の所有者の防犯登録カードや自転車の保証書も一緒にもらい、自転車店で登録カードを自分名義に書き換えてもらいます。もし、盗難にあったら防犯登録カードの控えを持って近くの交番に届けます。

自転車を置くときの注意

自転車を道路などに置くと、多くの人の迷惑になります。自転車は、駐輪場など決められた場所に置きます。京都市では条例によって、駅の前など自転車放置禁止区域に置かれた自転車を撤去(他の場所に移動)しています。

自転車が撤去されたら

止めていた自転車がなくなっていたら、近くの看板や貼紙を見ます。撤去の場合、撤去と保管場所を知らせるシールが貼ってあります。インターネットで検索することも可能です。自転車が移された場所が書いてあるので、そこに取りに行きます。
撤去された自転車は、4週間、市内の保管場所に置かれます。4週間の間に取りにいかなければ処分されるので、注意してください。

自転車の保管場所は以下のWebサイトからも検索できます。
京都市サイクルサイト「撤去自転車について」

自転車の受取に必要なアイテム

  1. 自転車の鍵
  2. 在留カード等、名前と住所が確認できるもの
  3. 撤去・保管料3,500円

※ 防犯登録カードの控えを提示すると自転車の特定に役立ちます。

京都市内の撤去自転車についての問い合わせ

京都市建設局自転車政策推進室(日本語のみ)
Tel: 075-222-3565

携帯電話・スマートフォン等について

携帯電話・スマートフォン等は、街の携帯電話販売店等で申し込みます。必要書類は店舗により異なりますが、通常は、在留カード、旅券(パスポート)、学生証、国民健康保険証および預金通帳、キャッシュカードまたはクレジットカードなどが必要なことが多いようです。
プリペイドSIMなら、インターネット、コンビニエンスストア、家電量販店、空港などで購入でき、すぐ使うことができます。
7カ月以上使用する予定なら、外国人専門の携帯電話サービス会社もあります。