高大接続・入試センター

センターのミッション

センター長村上 章理事の写真
センター長 村上 章

 京都大学高大接続・入試センターは、平成24年11月に設置された入試改革検討本部のもつ機能を拡充・発展させた組織として、平成28年4月に設立されました。当センターは、「高大接続・入試広報室」と「入試開発室」の2つの部門からなります。

 「高大接続・入試広報室」では、高校生を対象とした大学進学相談会や、高校教諭を対象とした京都大学交流会などに代表される入試広報活動を定期的に行っています。また、高等学校から大学への学びの移行を支援・促進するために、〈学びコーディネーター事業〉を始めとした入試広報活動と高大連携事業の一体化に取り組んでいます。さらに、JSTグローバルサイエンスキャンパス事業として行ってきた高大接続事業〈ELCAS〉では、平成30年度から本学独自事業として、文系分野への展開を進めています。

 「入試開発室」は、次代の大学入学者選抜試験のあり方を探る調査研究部門です。専任教員を配置し、一般選抜および特色入試の年度別データ分析、大学入学者の追跡調査、数理統計学やテスト理論に基づく入試データ解析法や入学者選抜方法の調査・研究開発などを行っています。

 本学は、世界トップレベルの研究拠点を目指す高等教育機関です。本学で何を学び、その学びが今後の人生にどのように結びつくのか。そのヒントを「高大接続・入試広報室」の活動から受験生が掴み取り、本学を志す意欲を高めて頂きたいと思います。その一方で、本学のアドミッション・ポリシーに適合した入学者を受け入れるために「入試開発室」において入学者の選抜方法の調査研究を行います。こうしたプロセスを循環させていくことが当センターの使命です。

令和4年10月 高大接続・入試センター長 村上 章

センターの歴史

 本学は、平成24年11月に「入試改革検討本部」を設置し、学部・研究科・センターの支援を受けて、特色入試の導入に向けた検討・準備と、高大接続・高大連携事業や入試広報活動を進めてきました。この活動の実績を踏まえ、入試改革を一層推進するために新組織を設立しました。これが平成28年4月に発足した「高大接続・入試センター」です。

 当センターでは、高大接続・高大連携事業の推進と入学者選抜に関する調査研究を進めています。

    組織

    高大接続・入試センター組織図
     

    高大接続・入試センター要項(高大接続・入試センター規程)

    高大接続・入試広報室

     高大接続・入試広報室では、京都大学が求める「国際展開を担えるグローバル人材」、「自ら課題を発見し、チャレンジする人材」を育成するため、高等学校などとの協働事業や入試広報事業を担います。

     高大接続事業では、本学主催の学びコーディネーター事業を始めとした本学教員・学生による出前授業の開催、JSTグローバルサイエンスキャンパス事業として続けてきたELCASによる体験型学習講座の実施などの機能を担います。高大連携・入試広報事業では、年間を通じて高等学校および予備校などとの連携による計画的・効率的な入試広報業務や、高等学校および教育委員会等との連携協定に基づく事業を担います。

     高大接続・入試広報室の活動は高大連携よりご覧ください。また、各種イベントは「入試」「高大連携」タグより検索してください。

    京都大学における高大接続・高大連携に関する活動報告書2022

    入試開発室

     入試開発室では、次代の大学入学者選抜試験のあり方を探る調査研究部門として専任教員を配置し、一般選抜および特色入試の年度別データ分析、大学入学者の追跡調査、数理統計学やテスト理論に基づく入試データ解析法や入学者選抜方法の調査・研究開発などの機能を担います。

    学術雑誌掲載論文等

    構成員

    令和5年4月1日現在

    センター長(高大接続・入試広報室長 兼務)

    村上 章 特任教授(総合生存学館長)

    副センター長(入試開発室長 兼務)

    木南 敦 特任教授 入試開発室(専任)

    室員

    大澤 公一 特定准教授 入試開発室(専任)

    南部 広孝 教授(大学院教育学研究科・教育学部) 入試開発室(兼任)

    関連リンク

    高大接続・入試センターのトピックス