京都大学化学学生発掘事業を実施しました

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 化学研究所とエネルギー理工学究所では、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環として、2回にわたるオンライン交流プログラムを共同実施しました。

 第1回目は2021年6月26日~7月10日に実施し、フィリピン大学から5名、サントトーマス大学から7名の化学系学生が参加しました。Talent-Spotイベントでは、化学研究所およびエネルギー理工学研究所の13名の教授による講義が行われ、その後各研究分野の教授と1対1の面接を行いました。また、化学研究所の教授によるオンラインの反転講義を実施し、その講義の中で、成績が上位の学生は、化学研究所の教員による学部生向けの授業にオンラインにて参加し、反転講義でのアイデアを発表しました。最終日には、京都バーチャルツアーとフィリピン出身の元国費留学生との交流会を行いました。

 第2回目は2022年1月8日~22日に実施し、インド工科大学ボンベイ校から10名の化学系学生が参加しました。Talent-Spotイベントでは、化学研究所およびエネルギー理工学究所の14名の教授による講義が行われ、その後各研究分野の教授と1対1の面接会を行いました。また、化学研究所の教授による反転講義を実施し、その授業で選抜された優秀な学生が吉田キャンパスでの学部生向け授業にオンラインで参加し、反転講義で出されたアイデアを発表しました。最終日には、京都バーチャルツアーとインド工科大学ボンベイ校出身で現在化学研究所に在籍する留学生との交流会を行いました。

 本事業を通して、成績優秀と認められた少なくとも3名の学生が、本学の国費留学生への応募を予定しています。

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片平正人 エネルギー理工学研究所教授による開会挨拶
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京都バーチャルツアー

関連リンク

ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業