京都大学では、北は北海道から南は九州まで、全国各地に数多くの教育研究施設を展開しています。これらの隔地施設は、本学の多様でユニークな教育研究活動の拠点として重要な役割を果たすとともに、施設公開などを通じて、それぞれの地域社会における「京都大学の窓」として親しまれています。
これらの隔地施設の活動をより一層知ってもらうため、一定期間に集中して公開イベントを行う「京大ウィークス」を2011年度から毎年開催しています。
2025年度も「京大ウィークス2025」として、2025年6月7日~11月8日の間、全国26施設で公開イベントを開催しました。今回から新たに参加した施設もあり、普段はなかなか訪れることができない場所で、幅広い世代の参加者の方々に対し本学の多様な教育や研究活動を紹介し、また研究者と対話できる機会となりました。
「京大ウィークス2025」各施設の公開イベント
【北海道】北海道研究林 自然観察会「秋の森の生態系」(10月4日(土曜日))
北海道研究林では、「自然観察会「秋の森の生態系」」を開催しました。
今年度は標茶区で自然観察会を開催し、午前は天然林の遊歩道の散策、事前に設置した昆虫トラップの回収と採集物の観察を行いました。午後は人工林でキノコの採集後、事務所へ戻り、採集した昆虫やキノコの解説を行いました。途中、林内で見かけることが少ないエゾサンショウウオが見られ、参加者は熱心に観察していました。
参加者からは、「専門家の話を聞きながらの散策は知らないことばかりでワクワクした」、「川と魚について聞いたことが面白かった」などの感想が寄せられました。
【岐阜県】飛騨天文台 特別公開 (8月23日(土曜日))、自然再発見ツアー(9月24日(水曜日)~26日(金曜日))
飛騨天文台では、「特別公開」と「自然再発見ツアー」を開催しました。
「特別公開」は、昼夜二部制のツアー形式で、ドームレス太陽望遠鏡、太陽磁場活動望遠鏡、65cm屈折望遠鏡ドームなどを巡りました。太陽の拡大画像や光を分解したスペクトル、太陽爆発現象の監視状況や東洋一大きな屈折望遠鏡による天体観望などを紹介し、大会議室では天文台の概要や京大附属天文台の研究内容に関する講演を実施しました。参加者からは、「遠いことだと思っていた宇宙を身近に感じることができました。空を見上げる回数が増えそうです。宇宙天気予報の実現も楽しみにしています」といった感想が寄せられました。
「自然再発見ツアー」は、自然から疎遠な社会人を対象に、街明かりのない星空や北アルプスなど飛騨の豊かな自然の中で、科学的な視点から宇宙と自然の面白さを再発見することを目的とした企画です。初日は飛騨天文台で夏から秋の様々な星座や天の川を観望しました。2日目はドームレス太陽望遠鏡や太陽磁場活動望遠鏡の機器やデータを紹介し、太陽や天体のガス成分・運動、太陽系の歴史について考察しました。同日午後から3日目は北アルプスを訪れ、高山植物や化石、地層、岩石の観察を通じて飛騨地方の地質・生物学的特徴や歴史を学習しました。
参加者からは、「雲間に輝く星々を観望したり、大自然の力強さを感じたりと日常生活では味わえない感動があった。太陽に関する知識を深めることができた」などの感想が寄せられました。
【愛知県】ヒト行動進化研究センター 2025年度京都大学犬山キャンパス一般公開(10月25日(土曜日))
犬山キャンパスでは、「2025年度京都大学犬山キャンパス一般公開」を開催しました。
今年は10代から80代までの幅広い年齢層から、現地50名と、オンライン11名の参加があり、犬山キャンパス周辺の市町村だけでなく、関東、近畿地方など遠方からもたくさん人が訪れました。
当日は、「足の進化と歩行」の講演に加え、アカゲザル・ニホンザルの放飼場、チンパンジーの実験室、骨格標本室などのキャンパス内の見学、セミナー体験を実施し、参加者は熱心に見学しました。
参加者からは、「質問時間が十分あり日頃の疑問が解消して有意義だった」、「オンライン参加でしたが大満足で、次回はぜひ現地参加したい」などの感想が寄せられました。
【滋賀県】信楽MU観測所 信楽MUレーダー見学ツアー2025 (10月11日(土曜日))
信楽MU観測所では、「信楽MUレーダー見学ツアー2025」を開催しました。
午前の部、午後の部あわせて144名が参加し、大変盛況となりました。MUレーダー・赤道大気レーダーの歴史やレーダー観測の原理などについて講演や、教員・スタッフの解説付きのMUレーダーをはじめとする各種観測装置の見学ツアーを実施しました。ツアーの最後には気球を用いた高層気象観測手法であるラジオゾンデの実機を用いた解説と放球実験も行いました。
参加者からは、「次回もぜひ参加したい」との声も多く寄せられました。
【滋賀県】流域圏総合環境質研究センタ- 施設見学会(10月18日(土曜日))
流域圏総合環境質研究センターでは、「施設見学会」を開催しました。
流域圏総合環境質研究センター長からの挨拶とセンター紹介、工学部地球工学科環境工学コースについて説明の後、質疑応答の時間を設け、参加者から環境工学に関連する身近な疑問などの質問が多く寄せられました。
その後、2班に分かれて各実験室に設置された分析装置を見学した後、バクテリアの培養実験や琵琶湖の微生物の顕微鏡観察といった実験体験を行い、環境工学の一端を体験しました。参加者から多くの質問が飛び交うなど、大いに盛り上がりました。最後に、ゼミ室で再度全体の質疑応答を行い、終了となりました。
【滋賀県】生態学研究センター 一般公開「学校で習わない生き物の不思議」(11月8日(土曜日))
生態学研究センターでは、一般公開「学校で習わない生き物の不思議」を開催しました。
木庭啓介 生態学研究センター長からの開催挨拶の後、教員2名が講演を行いました。講演ではクイズを実施したり、小学生からの鋭い質問があるなど盛り上がりました。その後の所内見学では、実験機器を用いたアブラムシの移動行動の観察や、サルのパネルと図鑑を用いた研究内容の紹介や意見交換を行いました。研究者からのコメント付きのおみくじを作成するなど、小学生も楽しめるイベントとなりました。
参加者からは、「次回もぜひ参加したい」との声も多く寄せられました。
【京都府】栽培植物起原学分野研究室 特別公開「圃場見学&ミニレクチャー (6月7日(土曜日)、8日(日曜日))
栽培植物起原学分野研究室では、圃場でのムギ類栽培時期に合わせ、特別公開を開催しました。
ミニレクチャーでは、木原均 名誉教授のコムギ遺伝学研究から、向日市物集女町に研究室と圃場がある理由を説き起こし、研究材料であったコムギとその近縁野生種の収集保存活動が、約12,000系統を保持するジーンバンク事業として発展・継続していることを解説しました。圃場見学では、系統維持のため20~30年をかけて行う種子更新について、栽培中の植物の観察を交え解説し、低温種子貯蔵庫で種子の発芽能力を維持しながら保存する様子を紹介しました。また、実習として開花前の穂への「袋かけ」を行い、系統維持における自殖種子の重要性を解説しました。最後に、ムギ類を含むイネ科の芒(のぎ)の機能について「ミニ実験」を実施し、水分を含んだ芒の運動により種子が移動する様子に参加者は興味を惹かれていました。
参加者からは、「普段口にしている食物の裏に何千年もの歴史があるとは考えもしなかった」、「種子の系統保存に大変な労力がかかっていると思った」といった感想が寄せられました。
【京都府】宇治川オープンラボラトリー 公開ラボ「災害を起こす自然現象を体験する」(10月18日(土曜日))
宇治川オープンラボラトリーでは、公開ラボ「災害を起こす自然現象を体験する」を開催しました。
当日は、「土石流からいかに逃れるか?」をテーマに土石流の数値実験について教員による講義を行いました。続いて、浸水体験実験装置による浸水ドア開閉、雨水流出実験装置による降雨流出、実物大階段模型での流水階段歩行の体験を実施し、最後に津波再現水槽で津波の様子を観察しました。参加者にとって、視覚的・感覚的に水の強さや水害の恐ろしさを感じられるイベントとなりました。
【京都府】宇治キャンパス 京都大学宇治キャンパス公開2025(10月18日(土曜日)、19日(日曜日) )
宇治キャンパスでは、「秋のキャンパス大冒険!宇治で発見!探検!おもしろラボツアー」をテーマにキャンパス公開を開催しました。
このイベントは、宇治キャンパスでの研究活動を地域の方々に知ってもらうことを目的に1997年から開催しており、今年度は約1,400名が参加しました。実験装置の見学や公開ラボでの体験、最先端の研究を紹介する講演会を開催しました。
参加者からは、「普段見れない科学を見れてとても良かった」、「子供も大人も楽しめて良かった」、「スタッフの方々が親切で安心して参加できた」などの感想が寄せられました。
【京都府】芦生研究林 一般公開自然観察会 (11月1日(土曜日))
芦生研究林では、「一般公開自然観察会」を開催しました。
多数の申し込みがあり、参加者抽選の結果、35名の方が参加しました。当日は、研究林内散策(A・B班)、森林軌道散策の3班に分かれ、教職員によるガイドツアーや資料館解説等を実施しました。
参加者からは、「持続可能性について子どもと考えるとても良い機会となりました」、「すばらしい自然の中で解説付きでとても良かったです」などの感想が寄せられました。
【京都府】附属農場 京大農場オープンファーム2025 (10月25日(土曜日))
農学研究科附属農場では、「京大農場オープンファーム2025」を開催しました。
当日は「食と農の未来を描く」を基本テーマとした公開講座を開催しました。また、農場内を巡る農場ツアー、農業体験として「イネの収穫」、「カキの収穫」、「サトイモの収穫」、「多肉植物の寄せ植え」のほか、公開ラボとして「台所用品でDNA抽出」、「渋柿の渋縫い体験」といった企画を実施しました。加えて研究紹介や実験器具展示、農業機械展示、農業機械自動走行デモンストレーション等を通して、農業生産に関わる先端的研究、農学教育、実践的農業生産など、多面的な機能を有する附属農場の活動内容を公開しました。
【京都府】上賀茂試験地 秋の自然観察会 (10月25日(土曜日))
上賀茂試験地では「秋の自然観察会」を開催しました。
当日は降雨の可能性がありましたが、雨は降らず、森林散策には良い気候での開催となりました。参加者は「里山での資源の循環」、「森を歩く」、「この森のなりたちを考えてみる」の3テーマから1つを選び、各コースに分かれて教職員の解説とともに散策しました。散策後は自由時間として、ガラス室や標本館、炭焼き中の炭窯などの敷地内を見学しました。
参加者からは、「普段は見られない植物を見られて良かった」、「自然に育つ植物の工夫がすごく戦略的で感動した」、「里山林の散策が気持ちよかった」などの感想が寄せられました。
【京都府】花山天文台 特別公開(11月8日(土曜日))
花山天文台では、特別公開を開催しました。
当日は晴天に恵まれ、リアルタイムでの太陽観測を体験できました。施設見学に加え、花山天文台での観測データを用いた研究論文紹介のミニ講演や、特別企画「霧箱で宇宙線をみよう!」4Dシアター上映も実施しました。
参加者からは、「太陽観察でこんなに色々な情報が得られることに驚きだった」、「子どもたちもすごく楽しんでいた」、「先生方の説明もわかりやすくて素晴らしく、研究への熱意が伝わりました」などの感想が寄せられ、楽しい学びの時間を提供しました。
【大阪府】複合原子力科学研究所 アトムサイエンスフェア講演会2025(10月18日(土曜日))、実験教室2025プラス(10月26日(日曜日))
複合原子力科学研究所では、「アトムサイエンスフェア2025」を開催しました。
講演会は、河地有木 量子科学技術研究開発機構上席研究員による「量子科学技術で見る植物の仕組み」、裏出令子 複合原子力科学研究所研究員による「放射線で食品の物性の謎に迫る」の2つの講演を実施しました。植物・食品という身近なテーマを動画や多くの画像を使って説明し、参加者からは、「分かりやすい解説でとても楽しかった」、「研究内容を知る良い機会となった」などの感想が寄せられました。
実験教室では、「拡散霧箱実験」と「口腔粘膜からのDNA抽出実験」を行い、20名の中学生が意欲的に実験に取り組みました。参加者からは、「新しい発見や知識が増えて嬉しかった」、「スライドが分かりやすく、実験が面白かった」などの感想が寄せられました。
【大阪府】阿武山観測所 「特別公開」地震・防災研究の最前線(10月12日(日曜日)、13日(月曜日・祝日))
阿武山観測所では、施設の「特別公開」と、観測所担当教員による「特別講演」および「防災クイズ」を実施しました。
特別公開では、阪神・淡路大震災から30年の節目に合わせ、当時の様子が分かる資料等の展示を行いました。高槻市消防本部の協力による地震体験車コーナーも設け、2日間で延べ350名以上が参加しました。
参加者からは、「阪神・淡路大震災の展示が良かった」、「建物はじめ全てすばらしかった。大切に保存してほしい」、「古い機械から新しい地震計まで見せていただき興味深かった」、「小学生の子どもにも分かりやすく説明してくださり本当にありがとうございました」などの感想が寄せられました。
【和歌山県】瀬戸臨海実験所 公開ラボ・施設見学「白浜の海の自然と発見」(10月18日(土曜日))
瀬戸臨海実験所では「公開ラボ・施設見学『白浜の海の自然と発見』」を開催しました。
はじめに講義室にて、瀬戸臨海実験所、白浜水族館、畠島実験地の歴史と役割、研究実習船と海洋調査について紹介し、研究実習船に乗船する前の安全に関する注意と準備の後、船の停泊する港に移動しました。その後、研究実習船「ゾエア」に3班に分かれて乗船し、本学所有の畠島へ渡りました。上陸後は、分室にて島内の環境や生物の解説、海岸にて動植物や地形についてを解説した後、自主観察を行いました。その後は白浜水族館に戻り、水族館の展示解説や自由観覧を行いました。
参加者からは、「野外で実際に生き物をみながら研究の話が聞けたことが印象に残った」などの感想が寄せられました。
【和歌山県】潮岬風力実験所 大気観測の実体験(11月8日(土曜日))
潮岬風力実験所では、「大気観測の実体験」を開催しました。
当日は和歌山県、滋賀県からの参加がありました。天候にも恵まれ、予定通りにゾンデ観測およびドローン体験を実施しました。風も穏やかで、参加者は上昇するバルーンをかなりの高度まで目で追うことができました。その後、ゾンデから送られてくるデータの解説、施設で使用されている計測器類に関する説明を実施しました。
参加後のアンケートでは、「実際のゾンデ観測が体験できて面白かった」などの感想が寄せられ、気象観測を理解してもらう良い機会となりました。
【和歌山県】紀伊大島実験所 一般公開「本州最南端部の環境を学ぼう」(11月3日(月曜日・祝日))
今年初参加となった紀伊大島実験所では、一般公開「本州最南端部の環境を学ぼう」を実施しました。
当日は地元の方を含む24名が参加し、伊勢武史 フィールド科学教育研究センター准教授(紀伊大島実験所長)からの講義・解説とともに、施設内各所の植生や原生林のフィールドツアーを実施しました。実験所を取り巻く黒潮が育む植生観察や、夜間の野生動物(イノシシやアナグマ)の映像紹介などを行いました。
また、圃場にて跡地を覆う多様な植生を観察しました。圃場は、かつて樹木の試験栽培が行われてましたが、現在では自然林への回帰が進んでいます。一方で、セイタカアワダチソウなど外来種の侵入も確認されています。環境管理の重要性について、参加者との対話も深まりました。
参加者にとって、多様な生態系、環境変化と研究の現場を体感する貴重な機会となりました。
【岡山県】岡山天文台 特別公開(10月25日(土曜日))
理学研究科附属天文台岡山天文台では、特別公開を開催しました。
東アジア最大級の口径3.8mせいめい望遠鏡の公開では、望遠鏡を目の前に、研究者が交代で解説を行いました。また、望遠鏡の駆動デモ・操作体験では、望遠鏡の動きの速さに参加者から歓声があがっていました。
参加者からは、「分かりやすい説明がとてもよかった」、「また来年も来たい」との感想が寄せられました。
【徳島県】徳島地すべり観測所 施設公開と「活断層の地形と地殻変動」をめぐるジオツアー(11月1日(土曜日)、2日(日曜日) )
徳島地すべり観測所では、今回初めて2日間にわたる行事を実施しました。
施設公開では、日頃の徳島地すべり観測所の活動を紹介するとともに、地形と地質に関する地図や調査観測機器の展示、地すべりを発生させる岩石や鉱物の標本などを展示しました。2日目のジオツアーでは、発生から30年となる阪神・淡路大震災の傷跡となる断層地形の保存館や、関連する地形を訪問しました。
参加者からは、「また参加したい」、「災害と地形との関係がよく分かった」、「日頃の災害への備えを強化したい」などの感想が寄せられました。
【山口県】徳山試験地 周南市・京都大学フィールド科学教育研究センター連携公開講座 (10月18日(土曜日))
徳山試験地では、「周南市・京都大学フィールド科学教育研究センター連携公開講座」を開催しました。
午前の部では、はじめに、周南市役所にて、都市整備部公園花とみどり課から開催挨拶および連携の経緯についての紹介があり、続いて、中西麻美 フィールド科学教育研究センター助教が徳山試験地について紹介しました。また、特別講義として、横山操 エネルギー科学研究科特定研究員が日本の社寺建築に用いられるヒノキ材に関する講義を行いました。
午後の部では、徳山試験地に移動し、見本林の見学・解説の後、樹齢約100年のヒノキ林の見学とその調査方法等について説明しました。
【熊本県】火山研究センター 京都大学火山研究センター 一般見学会&文化財見学会(7月25日(金曜日)~27日(日曜日))
火山研究センターでは、3日間にわたって「一般見学会&文化財見学会」を開催しました。
初日は、デジタル地球儀(ダジック・アース)の説明と建物の外壁を使った講演会を実施し、いずれも多くの質問がでるなど盛り上がりました。2日目は、ジオパークガイドの協力のもと、カルデラ生成実験、七輪を用いたマグマ実験などを行いました。参加者は、ドローンを用いた観測の紹介、昭和初期から現存する地震計、ダジックアース、磁気をおびた岩石などを興味深く見学しました。3日目は、登録有形文化財見学会として館内見学を実施し、遠方からの参加者らが特徴的な建物に魅入っていました。
【大分県】地球熱学研究施設 施設公開・講演会・ライトアップ(10月31日(金曜日)、11月1日(土曜日))
地球熱学研究施設では、「施設公開・講演会・ライトアップ」を開催しました。
当日は施設公開をツアー方式で、公開講演会をハイブリッド方式で実施しました。「温泉水は電気をよく通す?」、「地熱を実験で感じよう」、「ダジックアースで地球の現在と過去をみてみよう」、「運動場の砂からマグマができる?」というテーマに沿った実験や映像を通して、参加者は地熱についてや身近な温泉からの地熱利用、地熱の原因までを体感しました。また、昨年に引き続き、施設の概要説明ブースも設けました。
【宮崎県】宮崎観測所 見て聞いて楽しく学ぼう! 京大ウィークス2025 宮崎観測所 × 宮崎公立大学(8月10日(日曜日))
宮崎観測所では、学術交流に関する協定を締結した宮崎公立大学とのコラボ企画として、「見て聞いて楽しく学ぼう! 京大ウィークス2025 宮崎観測所 × 宮崎公立大学」を開催しました。
午前中は宮崎公立大学にて、松島信一 防災研究所教授と山下裕亮 宮崎公立大学准教授による講話と質問コーナーを実施しました。午後からは宮崎観測所に会場を移し、施設内の観測坑道の見学や「逃げトレ」アプリの説明などを実施しました。質問コーナーでは、会場から回答できないほど多数の質問があり、大いに盛り上がりました。
多くの参加者からは、「来年も参加したい」などの声が寄せられました。
【鹿児島県】幸島観察所 幸島野生ニホンザルの観察会(11月3日(日曜日・祝日))
幸島観察所では、「幸島ニホンザルの観察会」を開催しました。
当日は宮崎県内および他府県から16名が参加しました。午前中は船で幸島に渡り、サルの文化的行動として有名な「イモ洗い行動」や、ニホンザルの定期体重測定の様子を見学しました。また、サルを見学しながら施設の教職員による解説を行い、ニホンザルが生活する林内を散策しました。午後からは観察所に戻って幸島のニホンザルの生態や行動についての講義を実施し、様々な質問が飛び交いました。
参加者からは「普段、観察所の人や教授とは接することができないが、どのようなことをしているのか知れて興味深い一日だった」、「サルの識別表の詳細な記録に驚いた」などの感想が寄せられました。
【鹿児島県】桜島火山観測所 桜島火山観測施設探検ツアー(7月26日(土曜日))
桜島火山観測所では、「桜島火山観測施設探検ツアー」を開催しました。
施設公開では、まず、観測所にて桜島火山の活動と観測所の役割について講演を行った後、バスで黒神観測室に移動しました。観測室の敷地内にある観察抗では、1914年の大正大噴火の際に降り積もった軽石や火山灰の実物を見て触れる体験を実施し、最後に、最新の火山観測機器や噴火予測の研究についてを紹介しました。
参加者からは、「大規模噴火の際に生じる災害を知り、備えの大切さを実感した」などの声が寄せられました。
関連リンク
- 開催の様子は「ザッツ・京大」でも紹介しています。あわせてご覧ください。
- 京大ウィークス2025