KU-STAR Program for India 2025を実施しました

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 大学院教育支援機構は、2024年5月~7月以来2度目のインドからの学生受け入れとなる「KU-STAR Program for India 2025」を、2025年5月20日から7月17日までの期間に実施しました。「KU-STAR(Kyoto University Short-Term Academic Research)Program」は、大学院への留学生増加を目指し、大学院教育支援機構が実施する短期研究室インターンシッププログラムです。

 今回は、応募者計519名の中から選抜された、31名の優秀な学生(学部2・3年生、修士課程修了生)を受け入れました。プログラムに参加したのは、インド工科大学(IIT)マドラス校およびIITデリー校から各5名、IITボンベイ校から4名、IITハイデラバード校およびIITルールキー校から各3名、インド理科大学院(IISc)およびIITカーンプル校、デリー大学、MIT遠隔教育機関(MITSDE)から各2名、インド科学教育研究大学(IISER)コルカタ校およびIITガンディナガル校、IITカラグプル校から各1名です。参加学生は59日間にわたり、各自が選択した研究室で研究スキルを磨き、日本語授業や企業訪問などにも積極的に参加しました。

 今回のプログラムでは、経済学研究科、工学研究科、農学研究科、アジア・アフリカ地域研究研究科、情報学研究科、生命科学研究科、総合生存学館、地球環境学舎、経営管理教育部、化学研究所、防災研究所、高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)、豊田理研‐京大連携拠点(TRiKUC)などの多くの研究室が研究指導にあたりました。

 また、参加学生が京都大学へ進学・卒業した際、日本でのキャリアパスの可能性について理解を深められるよう、企業(株式会社島津製作所、サムコ株式会社、DMG森精機株式会社、株式会社堀場製作所)や研究所(本学iPS細胞研究所)を訪問したり、本学にて大学院進学セミナーや企業説明会(富士通株式会社、スズキ株式会社)を実施しました。他にも、京都の文化を深く理解するため、二条城の見学や日本語授業なども行いました。

 7月16日には、プログラムの集大成として成果発表会を実施しました。学生たちは自身の研究成果をポスター形式で発表し、またプログラムでの学びについてはグループごとに発表を行いました。

 短期間ではありましたが、参加した学生たちは各自の研究室で研究に真摯に取り組み、大きく成長を遂げたことを実感しました。また、彼らが将来、大学院生や研究者として本学に戻ってきてくれることを期待しています。

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島津製作所への企業訪問
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サムコへの企業訪問
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二条城見学
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富士通による企業説明会
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 DMG森精機への企業訪問
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iPS細胞研究所への研究所訪問
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スズキによる企業説明会
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堀場製作所への企業訪問
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ポスタープレゼンテーションの様子
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修了証を掲げる参加者との集合写真