人と社会の未来研究院と株式会社テラバースは仏教対話AIブッダボットの海外公開を開始しました

公開日

 熊谷誠慈 人と社会の未来研究院教授と古屋俊和 株式会社テラバースCEOらの研究開発グループは、ブータン王国中央僧院と共同で、ChatGPTの最新版(公開当初はChatGPT4。本報道発表時はChatGPT o1-mini)を応用した「ブッダボットプラス」(英語版)を、同国の仏教界に導入することを発表しました。

 本研究開発グループが、2021年3月に発表した非生成系の仏教対話AI「ブッダボット」、2023年7月に発表した生成系仏教対話AI「ブッダボットプラス」、2022年9月に発表したAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」等のプロダクトは、世界約20か国のメディアで報道され、アプリの一般公開が強く望まれています。しかし、仏教界側からの公的な要請が届いていない状況において、本研究開発グループは、一般配布を控えてきました。

 この度、ブータン王国中央僧院より、同国の仏教界へのブッダボット導入の公的要請を受け、同国仏教界での使用に向けたシステム開発、並びに、運用に向けた議論を開始することになりました。加えて、同国市民への一般公開の可能性についての議論も開始する予定です。

文章を入れてください
ブータン仏教界へのブッダボット実装のイメージ図

関連リンク