京都大学大学院経営管理教育部(専門職学位課程)経営管理専攻一般選抜における採点合否ミスについて

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 先日実施しました経営管理教育部(専門職学位課程)経営管理専攻 一般選抜において採点合否ミスがあったことが判明しました。この事実を厳粛に受け止め、再発防止のためにも深く反省して、ここに発表します。

1. ミスが生じた入試方法区分、試験科目

入試方法区分: 経営管理教育部(専門職学位課程)経営管理専攻 一般選抜(2023年11月18日実施分)
試験科目: 英語

2.  ミスの内容

事前に提出された英語力検定試験スコアを100点満点に換算する際、計算式の設定上の誤りにより一部の受験者の英語の得点について、本来より10点低く算出してしまっていました。そのデータを合否判定に用いた結果、合格とすべき一部の受験者について、不合格と判定してしまったものです。なお、当該試験以外にかかる換算ミスはありません。

3. ミス発見の経緯

当該試験と同様のルールで別試験の英語力検定試験スコアの換算作業をしていた際に、計算式の設定の誤りを担当者が発見しました。

4. 採点方法および受験者への周知について

正しい換算ルールに基づき再度順位を算定した結果、2名の受験者が本来合格しているべきことが判明したため、この2名も合格扱いにします。該当者には通知済みです。

5.  ミスが起こった原因とチェック体制について

今年度から当該試験の選考表に、英語力検定試験スコアを当教育部の定める式によって100点満点に換算する関数を入れたところ、その関数の条件に誤りがあったものです。チェック体制については、全受験者のスコアの中から約3割をサンプル抽出し、担当者1名でチェックしていました。

6.  今後の対応策

関数について事前に正しいことをテストするとともに、全受験者のスコアについて、正しく換算されているかを2名以上でチェックを徹底するなどの対策を講じ、再発防止に努めます。