2021年度 京都大学高大連携事業 学びコーディネーターによる出前授業の配信を開始しました

ターゲット
公開日

 高大接続・入試センターでは、全国の高等学校を対象とした2021年度京都大学高大連携事業 学びコーディネーターによる出前授業を開始しました。 本事業は2013年度から継続して展開しており、本年度は本学大学院生およびポストドクターを高等学校に派遣して授業を行う「出前授業」、本学を訪問した高校生に授業を行う「オープン授業」、事前に録画した授業を配信する「オンデマンド授業」を行います。

 このたび、第1回目として、土田亮さん(総合生存学館 博士後期課程2回生)によるオンデマンド授業を東京都立八丈高等学校で開講しました。同校は東京都教育委員会から「安全教育推進校」および「防災教育研究指定校」に指定されており、今回、安全教育および防災教育推進の研究におけるICTを活用した実践事例として、避難訓練(地震/津波)と合わせ、オンデマンド授業の配信を行いました。

 授業後のアンケートでは「この授業で、今住んでいる島と都内の災害対策の違い、共通点を考えるきっかけになった」、「ハザード、曝露、脆弱性と災害の関係をより深く知りたいと思った」、「今回の授業を受けて、災害の時の心理状態についても調べてみたいと思った」といった回答がありました。

 今後も高校生の皆さんが、高等学校での学びが将来につながっていることを実感してもらい、日々の学習のモチベーションや研究への関心が高まる機会となるよう、学びコーディネーター事業を実施していきます。

文章を入れてください
学びコーディネーターによるオンデマンド授業の様子
文章を入れてください
オンデマンド授業を聴講する生徒の様子