学術情報リポジトリ「KURENAI」が世界ランキングで第5位になりました。(2018年12月5日)

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図書館機構が運営している京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」が、スペイン高等科学研究院(CSIC)による世界リポジトリランキング(2018年11月版)の機関リポジトリ部門「TRANSPARENT RANKING: Institutional Repositories by Google Scholar (November 2018)」において、世界第5位、国内第1位となりました。

学術論文に対して誰もがインターネットを介して無料でアクセスして利用できるようにすることをオープンアクセスといい、その潮流は近年、国際的に高まっています。KURENAIのように大学や機関等が設置するオープンアクセスのプラットホームを機関リポジトリといい、現在では世界で3,000以上が設置されています。

KURENAIは、2006年の公開以来、収録論文数、アクセス数とも着実に増加しており、日本有数の機関リポジトリとしてオープンアクセスを推進してきました。また、2015年には、所属教員が生み出した論文等の研究成果をKURENAIによりインターネット上で原則公開することを定めた「京都大学オープンアクセス方針」が、京都大学の全学方針として採択されました。これは、大学としてさらにオープンアクセスを推進する姿勢を明らかにしたものです。

KURENAIはこれからも、より多くの本学の研究成果を広く公開して学術研究の発展に寄与するとともに、大学としての社会的責任を果たしていきます。

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