竹内繁樹 工学研究科教授および神谷之康 情報学研究科教授が大阪科学賞を受賞しました。(2015年9月14日)

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左から竹内教授、神谷教授

竹内繁樹 工学研究科教授および神谷之康 情報学研究科教授が、大阪府・大阪市・財団法人大阪科学技術センターの主催する大阪科学賞を受賞しました。

同賞は、創造的科学技術の振興を図り、21世紀の新たな発展と明日の人類社会に貢献することを目的として、昭和58年度に創設されたもので、今年度が33回目となります。このたびの受賞は、竹内教授の「光子を用いた量子情報通信処理・量子計測の先駆的研究」および神谷教授の「脳情報デコーディング法の開発と夢の解読」による業績が評価されたものです。

授賞式は、10月28日(水曜日) 大阪科学技術センターにて行われ、併せて受賞者による記念講演が行われます。

竹内教授のコメント

量子コンピュータの光子を用いた検証実験をはじめ、光量子回路や量子もつれ状態の光子を用いた顕微鏡の実現など、これまで推進してきた光量子情報科学の研究に対して、生まれ育った「大阪」の名を冠する科学賞を授与いただき、大変嬉しく、光栄に存じます。

神谷教授のコメント

10年前に米国から生まれ育った関西にもどり、世界の研究トレンドとは距離を取りながらひっそりと進めてきた一連の研究を今回評価していただき、大変嬉しく思います。本年4月から京都大学の一員となり、多くの学生と発見の喜びを分かち合える場を構築していきたいと考えています。