海外留学に伴うリスク

海外留学に伴うリスクには以下のようなものが考えられます。

  1. 安全面のリスク
  2. 身体面のリスク
  3. 精神面のリスク
  4. 加害者となるリスク

1. 安全面のリスク

交通事故、窃盗、強盗などの犯罪により、身体あるいは所持品などに危害が加わるリスクです。海外という不慣れな場所では、どのようなリスクがあるかが十分に分からず、盗難などの被害に会う可能性が高くなります。

キャンパスで殺人などが起こる国もありますし、安全と思われている国でも、「土地に不慣れな人間」は犯罪などの標的にされやすいので、日頃からの注意が必要です。

2. 身体面のリスク

不慣れな海外に行って、その土地の風土に適応できず、病気などになるリスクです。

食事や水が合わないという程度のリスクから、十分な衛生管理が整っていない国で食事をして伝染病にかかるなどのリスクまで、いろんなことが起こりえます。地域による疫病の発生では、近年、SARSや西ナイルウィルスなどによる死亡例もあり、十分な注意が必要です。
また伝染病に限らず、虫垂炎などのように、手術やその他の手当が必要となることもありえます。

3. 精神面のリスク

留学中は、楽しいことばかりではなく、ストレスを覚えることもあるはずです。このため、場合によっては精神的に不安定な状況になることも考えられます。日本にいるときと同じような相談相手や環境に囲まれているとは限らないので、ストレスへの対処にも、今までにない時間や精神力が必要となり、精神的にまいってしまうことも考えられます。

4. 加害者となるリスク

誰も考えたくないことですが、自分が加害者となるリスクに備えることも、非常に大事なことです。

具体的には、自分の不注意によって、他人の物を壊したり、怪我をさせたりすることが考えられます。このような場合には、現地で賠償金を求められたり、犯罪者として逮捕される可能性もあります。