阿曽沼 慎司(あそぬま しんじ)

産官学連携担当

メッセージ

平成26年10月1日から、理事(産官学連携担当)に就任しました阿曽沼慎司です。産官学連携本部長も務めています。

私たちを取り巻く社会は、資源・エネルギー問題、気候変動・自然災害といった地球的規模の環境変化または進展する少子・高齢化問題等の課題を抱えています。これらの課題に対応するためには、産業界、官公庁および大学・研究機関等が密接に連携し、社会全体で取り組む必要があります。

本学の産官学連携の活動方針は三つの大きな柱から成り立っています。

  • 第1の柱:「産官学連携の推進」
    国内外を通じた産官学連携による共同研究等を積極的に進め、柔軟かつ先進的な取り組みを図りつつ、本学の研究成果の効率的な社会還元に努めます。
  • 第2の柱:「知的財産の確保と活用」
    本学の研究活動から生じた知的財産を適切に確保するとともに、技術移転機関等とも連携・協力して技術移転活動を促進し、知的財産の効果的・効率的な活用を図ります。
  • 第3の柱:「ベンチャーの育成・支援」
    官民イノベーションファンドと連携してベンチャー育成ノウハウの開発、蓄積およびその成果の展開を図るとともに、経営管理研究部・教育部等の学内組織と協力して創造性・起業精神に富む人材の育成にも取り組み、本学の研究成果の起業を通じた社会還元を促進します。

この活動方針に基づき、地球社会の調和ある共存に貢献するために、学内の深い思索に基づく創造的な研究成果と、官民の優れた技術力、多様な経験・知見を有する人材および豊富な資金とを有機的に結び付けることにより、新しい社会的価値を創出することが重要であると考えています。

産官学連携の着実な推進を通じて、本学の更なる発展のために全力を尽くしたいと思いますので、今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。