第23回東南アジアネットワークフォーラム「Kyoto University; Frontier of Science, Technology and Innovation」を、2026年1月25日にシンガポールにて開催しました。
東南アジアネットワークフォーラムは、本学元留学生等による現地同窓会と連携して開催しており、前身の東南アジアフォーラムから数えると41回目となります。日・シンガポール外交関係樹立60周年記念事業として実施された今回は、シンガポール洛星会と京都大学ASEAN拠点が共催し、同窓生や民間企業の方、研究者、学生など62名が参加しました。
フォーラムは堀田亨 在シンガポール日本国大使館公使、椹木哲夫 理事・副学長、坂巻智香 シンガポール洛星会長からの挨拶をもって開会しました。特別講演では、はじめに、2025年にノーベル化学賞を受賞した北川進 理事・副学長、高等研究院特別教授がオンラインで登壇しました。北川理事・副学長、特別教授は「Creative Thinking and “The Usefulness of the Useless”」というテーマで講演を行い、金属有機構造体(MOF)の開拓に至るまでの背景や、ノーベル賞授賞式の様子などを紹介しました。続いて、長船健二 iPS細胞研究所教授が「Current status and future perspective of iPSC technology-based regenerative therapy and drug discovery」というテーマで、iPS細胞を用いた再生医療や創薬研究への応用について、具体例を交えた発表を行いました。
それぞれの講演後には質疑応答が行われ、最後に縄田栄治 ASEAN拠点所長による閉会の挨拶をもって、本フォーラムは盛況のうちに幕を閉じました。
また、フォーラム前には同窓生と本学関係者による会議が行われ、今後の同窓会活動の発展等について意見交換が行われました。
フォーラム後には交流会も開催され、稲垣恭子 理事・副学長の挨拶と乾杯の音頭とともに、和やかな雰囲気の中で始まりました。交流会では、参加者同士の活発なネットワーキングや意見交換が行われ、同窓生をはじめとする関係者間の交流が一層深まりました。