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野田昌裕 総合博物館研究員、松井正文 名誉教授、西川完途 地球環境学堂教授の研究グループは、大分県宇佐市安心院(あじむ)地域の鮮新世(約350万年前)の地層から発見されたオオサンショウウオ科の化石を詳細に解析しました。その結果、新属新種であることが明らかとなり、「リムノスポンディルス・アジムエンシス」(和名:アジムオオサンショウウオ)と命名しました。
アジムオオサンショウウオは、淡水の湖沼環境に生息し、18歳前後で全長約1.1メートルに達していた可能性があります。本研究は、アジアにおけるオオサンショウウオ科の化石記録の大きな空白を埋め、その進化史を解明する上で重要な知見を提供しました。
本研究成果は、2026年6月3日に、国際学術誌「PeerJ」にオンライン掲載されました。
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研究者のコメント
「日本から発見された化石を用いて成果を発表できたことを嬉しく思います。安心院は、オオサンショウウオ科の化石と現生の属が同じ場所から発見される世界唯一の地域であり、日本が彼らの進化史を理解する上で重要な地域であることが示されました。近年、日本の現生オオサンショウウオは、中国原産種との交雑や生息地環境の悪化といった問題に直面しています。今回の研究を通じて、過去の多様性を明らかにするだけでなく、現生種を未来へ残すことの重要性を改めて実感しました。今後も基礎研究と保全の両面から、オオサンショウウオに関わっていきたいと考えています。」(野田昌裕)
詳しい研究内容について
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