イネが病原菌の感染力の源を検出して免疫を誘導する仕組みを解明―病気に強い植物の開発に期待―

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 峯彰 農学研究科准教授、吉久采花 近畿大学博士後期課程、吉村智美 同研究員、川﨑努 同教授らの研究グループは、岩手生物工学研究センターとの共同研究により、イネの最大の病害の一つである白葉枯病菌の感染力の源となるタンパク質を検出し、強力な免疫反応を誘導する仕組みを明らかにしました。本研究成果により、病気に強い植物の開発に繋がることが期待されます。

 本研究成果は、2022年9月1日に、植物科学誌「New Phytologist」に掲載されました。

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研究者情報
書誌情報

【DOI】
https://doi.org/10.1111/nph.18439

【KURENAIアクセスURL】
http://hdl.handle.net/2433/276839

【書誌情報】
Ayaka Yoshihisa, Satomi Yoshimura, Motoki Shimizu, Sayaka Sato, Shogo Matsuno, Akira Mine, Koji Yamaguchi, Tsutomu Kawasaki (2022). The rice OsERF101 transcription factor regulates the NLR Xa1-mediated immunity induced by perception of TAL effectors. The New Phytologist, 236(4), 1441-1454.