学務部では、2026年9月6日から9月13日の期間に、今回が2度目となるインド工科大学ハイデラバード校(IITH)サマープログラムを実施しました。
本プログラムは、本学学生がIITHを訪問し、現地学生とともにDeep-tech分野における起業家精神を学ぶことを主な目的としています。昨年度は定員を大幅に超える応募があり学生の関心が高かったこと、また参加学生の満足度が非常に高かったことを受け、今回は募集人数を昨年度の2倍に拡大しました。今年度も定員を超える多くの応募者から選抜された20名の学部生・大学院生がプログラムに参加しました。
現地では、IITH学生との課題解決型共同学習に取り組みました。インドが抱える社会課題に対し、インド・日本双方の視点を取り入れた解決策を考案するというプロジェクトが与えられ、本学学生とIITH学生とグループを組み、活発な意見交換を行いました。最終日には本学学生による英語でのプレゼンテーションが行われ、学びの成果を共有しました。
また、昨年度に引き続き、インドのスタートアップ支援機関(T-Hub)への訪問や、IITH構内にある技術系ビジネスインキュベーター(iTIC)の見学を実施しました。スタートアップの挑戦を支える現場の関係者から直接話を聞くことで、インドのビジネス環境を肌で感じながら、スタートアップを取り巻くエコシステムについて理解を深めました。
プログラム途中には、B.S. Murty IITH学長と本学学生との面談の機会も設けられました。Murty学長は学生たちがIITHで得た学びに大変興味を示され、学生たちは自分の言葉で、それぞれの体験から得た気づきや学びについて学長をはじめとした関係教職員に向けて発表・共有しました。あわせて、プログラムに同行した当部職員が本プログラムの実施・運営を担当するJapan Desk(IITH構内に設置された、日本の大学・機関等との連携支援窓口)を訪問し、次年度以降も継続して実施できるよう、今後も両大学で緊密に連携・協力していくことで合意しました。
さらに、プログラム期間中はインド文化を体験する機会も数多く設けられました。IITH学生が講師となって一緒に踊るダンス体験、インドの民族衣装であるサリーの着用体験、Mehendi(植物ヘナの染料を用いたペイント)体験などを通して、学生たちは現地文化に触れながら交流を深めました。
起業をテーマとした企業・施設訪問やディスカッションを通じた学びだけでなく、文化交流や学生同士の交流も含め、参加学生にとって非常に充実した国際経験となりました。