京都葵の会第225回例会が開催されました

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 京都葵の会第225回例会が、2026年7月11日に京都市内のホテルにて開催され、43名の同窓生が出席しました。

 今回は、本学卒業生で理論物理学者の橋本幸士 理学研究科教授(理学部・1995年卒)による、「AIが拓く生成科学」と題した講演が行われました。橋本教授はまず、AIが科学研究の現場を一変させている現状を説明しました。高度な推論能力を持つAIが、大学院生の数か月分の作業をわずか数時間で再現する一方、その受け止め方は分野によって正反対だと示されました。AIが生む文章を「人間とは何か」を問う新たな研究対象として歓迎する分野もあれば、医学のように、AIが画像診断を担うことで医師がむしろ患者と向き合う本来の役割に立ち返る例もあると説明されました。

 さらに橋本教授は、自身のSNS投稿やエッセイ約100万文字をAIに学習させ、研究室のパソコンで動く「自分の分身」と対話した事例を紹介しました。「結局、自分もまた言語モデルだったのではないか」という問いから、科学と人文学をつなぎ直す「生成科学」の構想を示されました。湯川秀樹や西田幾多郎といった本学ゆかりの研究者の系譜にも触れ、文系と理系の境界がとけていく学問の未来について語られました。

 講演後には集合写真の撮影と立食形式の懇親会が行われ、世代を超えた活発な交流の場となりました。

 京都葵の会では、同会主催の例会以外にも、京都大学基金室との共催例会を年2回(1月、5月)開催しています。これらの共催例会については、会員向けメーリングリストに加え、基金室からの案内を通じて各会員に発信しています。

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講演の様子
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集合写真
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