「AIと創る未来に向けて」をテーマに、第19回 京都大学東京フォーラムをホテルニューオータニ東京にて2025年11月5日に開催しました。今年の出席者は約240名で、本学卒業生を中心としたグローバル企業の経営者や官公庁の関係者等が集まり、学内からは湊長博 総長をはじめ、理事・副学長、部局長等が出席しました。
フォーラム冒頭、湊総長による挨拶の後、加納学 情報学研究科教授が、「AIと創る未来に向けて: 共創知能社会で求められる情報リテラシー」と題して講演を行いました。講演では、2020年にChatGPTが登場したことにより、急速に広まった人工知能(AI)の活用状況やその成功例、それに反して現代社会が抱えるAI活用による問題点等について紹介されました。また、AIについて学校で学ぶ現代の学生達と学んでいない世代とのギャップ、共創情報リテラシーを身につけるための考え方等についても参加者に問いかける場面もあり、多くの方が興味深く講演を聞いていました。
続いて、サイエンスライターの吉成真由美 氏をモデレーターとし、講師の加納教授に加え、引原隆士 理事 ・副学長をパネリストとして新たに迎え、3名によるパネルディスカッションを行いました。話題は、世界的にも議論されているAIの「知能と意識」問題、AIの課題、AIと未来社会という3つの観点から、現代社会において欠かせない存在となっている人工知能について多角的な議論が展開されました。
パネルディスカッション終了後に実施した懇親会では、湊総長による開会挨拶後、来賓の浅野敦行 スポーツ庁次長、小島啓二 株式会社日立製作所副会長(京都大学鼎会会長)、竹内譲 公明党・衆議院議員からそれぞれ挨拶がありました。フォーラムに引き続き多くの方が参加され、交流を楽しみました。
また、今回の東京フォーラムの開催に先行して、経済界のトップで活躍する本学卒業生による総長支援団体「京都大学鼎会」の第14回総会が会場とオンラインを合わせて約60名の出席者を得て同日に開催され、今後の本学の発展に向けての意見交換などが行われました。
本フォーラムは、首都圏における本学の情報発信という目的に留まらず、出席いただいた各界で国際的に活躍されている本学関係者の結束を図るという効果を期待して実施しています。今後もこのような機会を継続的に提供し、本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。