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学務部では、2025年9月7日~9月14日に、今回が初めてとなるインド工科大学ハイデラバード校(IITH)サマープログラムを実施しました。
本プログラムは、日印産学研究ネットワーク構築支援プロジェクトフェーズ2(FRIENDSHIP 2.0)の支援により、本学学生がインド工科大学ハイデラバード校(IITH)を訪問し、現地IITHの学生とともにDeep-tech分野における起業家精神を学ぶことを主な目的として実施されました。
プログラムには、多くの応募者の中から選抜された学部1回生から博士後期課程1回生までの学生10名が参加しました。現地では、IITH構内での講義に加えて、ハイデラバードに進出している日本企業や、インドのスタートアップ支援機関(T-hub)も訪問しました。急成長を遂げるインドのビジネス環境を肌で感じるとともに、自身の将来のキャリアを考える貴重な機会にもなりました。
プログラム期間中、学生たちは最終日のプレゼンテーションに向けて、IITHの学生と協働しながらインド・日本双方の視点を取り入れたディスカッションを行い、入念な準備を行いました。1週間という限られた時間の中でも、積極的に学生同士意見を交わし、最終日には本学学生による発表が行われ、学びの成果を共有しました。
この1週間のプログラムには、起業に関する学びのみならず、ハイデラバードの歴史地区見学、ヨガ体験、IITHの研究室見学などの文化・学術的体験も盛り込まれており、起業マインドに加え、インドの多様な文化や歴史についても多角的に学ぶことができました。参加学生にとって日々新たな学びと経験を得ることができる、非常に充実した国際経験となりました。