京都大学ここのえ会主催第3回講演会が開催されました

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 「京都大学ここのえ会」(ここのえ会)は、本学出身の女性が学部や研究科の枠を超えて交流しながら、本学の男女共同参画推進事業や女子学生、女性研究者等への緩やかな支援を行う同窓会として2021年11月に設立されました。

 2025年1月25日に、東京にて第3回講演会を開催しました。同講演会は、ここのえ会を知ってもらうイベントとして、男女共同参画に興味のある本学関係者の女性であれば会員に限らず参加を受け付け、現地会場31名、オンライン18名が参加しました。

 冒頭、浅山理恵 ここのえ会長(SMBCオペレーションサービス株式会社取締役副社⻑)から挨拶があり、ここのえ会の説明や、登壇者や来場者への謝辞が述べられました。

 その後、江川美保 医学研究科助教が「女性のライフステージを通した心身の健康と自律への道」と題した講演を行いました。講演では、思春期から更年期に至るまで女性のライフステージによって変動する女性ホルモンと心の不調の関連について説明があり、特に、江川助教が取り組んでいる、「治す」医療から「整える」医療とケアについて詳しく述べられ、月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)に対する正しい知識と、薬物療法の有用性について医学的な知見から説明されました。会場では、参加者が頷く場面や、感嘆の声を漏らす場面が何度も見られました。

 講演会後は懇親会が開かれ、現地参加者の多くが引き続き参加しました。会場内では多くの参加者が会員・非会員の垣根を越えて交流し、講義に対するフィードバックやフェムテックへの期待、また、ここのえ会やこれからの本学の男女共同参画に向けた期待を語り合いました。

 参加者からは、「非常に素晴らしい講演をありがとうございました。女性ならではのライフステージの変化について教えていただき、大変勉強になりました」、「様々な分野で活躍されているたくさんの方とお話できて有意義な時間でした」などの感想が寄せられました。

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挨拶する浅山会長
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講演をする江川助教
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会場の様子
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懇親会の様子
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集合写真