常設展示「湯川秀樹と読書 -ノーベル賞物理学者の原点-」のご案内

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 基礎物理学研究所湯川記念館史料室では、常設展示「湯川秀樹と読書 -ノーベル賞物理学者の原点-」をオープンします。

 内向的な文学少年だったという湯川ですが、どのようにして物理学を志すに至ったのでしょうか。提唱した「中間子論」は、理論物理学者の域を超え、自然哲学者のものだったとも評されます。また、湯川は物理学の研究と教育に尽力するだけでなく、国際的な平和活動にも積極的に参画しました。科学界の代表者として科学と社会の問題に取り組み続けたのです。その思想と活動の源泉は何だったのでしょうか。

 本展示は湯川を育んだものの一つとして「読書」に着目したものです。史料室では、湯川が幼少期から晩年まで手元に置いて愛読した書籍を大量に所蔵しています。また湯川は自伝や随筆で、自分と本との関わりや読書について、多くを語っています。どういった時期にどのような本と出会い、それらを通してどのようなことを考えたのかを自ら語っているのです。

 物理学者・湯川秀樹の精神形成と読書の深い関係を感じ取っていただくことを目的に、湯川の「語り」と旧蔵書を合わせて展示します。 

 詳しくはこちらをご覧ください。
 常設展示「湯川秀樹と読書 -ノーベル賞物理学者の原点-」ご観覧案内

開催情報

展示開始日

2021年7月19日(月曜日)~
月曜日~金曜日 (祝日、年末年始、夏季一斉休業日、創立記念日6月18日を除く)

場所

京都大学基礎物理学研究所 湯川記念館
北部構内マップ[11]

対象

どなたでも参加いただけます。

参加費

無料

観覧方法、申し込み等

以下(1)~(4)の時間ごとの完全予約制となっています。(感染症対策のため人数に上限あり)

  1. 10時30分~11時30分 
  2. 13時00分~14時00分 
  3. 14時30分~15時30分 
  4. 16時00分~17時00分

申し込み方法

1~5名は30日前から予約専用サイトか電話で予約、6名以上の団体は電話でご相談ください。
氏名、連絡先、人数、希望日・時(上記(1)~(4))をお知らせください。

問い合わせ先

基礎物理学研究所(平日8時30分~17時15分)
Tel: 075-753-7000

関連リンク

京都大学基礎物理学研究所