令和2年度国際危機管理講習会を実施しました

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 国際戦略本部は、企画部と連携し、令和2年度国際危機管理講習会を開催しました。2021年2月10日、3月8日の2回にわたりオンラインで開催し、第2回はライブ配信とあわせ、オンデマンド配信を3月22日~31日の間実施しました。

 同講習会は、国際交流活動において教職員に必要な安全管理の知識の習得等を目的として2018年度より実施しています。

 世界中に感染が拡⼤している新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでにも増して渡航中の安全対策の強化が求められる中、今年度はパンデミックにおける危機管理を含めた講習をオンラインで行い、河野泰之 副学長(国際戦略担当)・国際戦略本部長ら教職員延べ308名が参加しました。

 第1回は、内藤智行 日本アイラック株式会社クライシスソリューション事業部長を講師として、コロナ後の海外渡航と大学の責任について、安全に派遣するための条件や、感染症対策を含めた派遣中の安全管理に関する講習を実施しました。

 第2回は、足立秀彰 外務省領事局海外邦人安全課長を講師として、新型コロナウイルス感染症にかかる入国制限および出国支援、海外派遣における安全対策、緊急事態発生時に必要な対応等についての講義を実施しました。講義では、留学生の危機事例を想定した演習も行いました。受講者からは、地域別の国際交流再開見込みなどについて活発に質問が寄せられ、講師による解説に熱心に聞き入り、安全管理に関する理解を深めました。

 国際戦略本部では、今後も引き続き、本学の国際的な活動の基盤をより一層安全で強固なものとするよう、教職員に必要な知識の習得等を目的とした講習会を実施する予定です。

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内藤部長による講義
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足立課長による講義