第77回京都大学未来フォーラムをオンラインで公開しました。(2020年11月2日)

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 今回の京都大学未来フォーラムは、農学研究科出身で作家の森見登美彦氏と藤原辰史 人文科学研究所准教授による対談を行い、このたびオンラインにて配信開始しました。

 「森見登美彦さんと語る小説の世界 「書く」ということ。「読む」ということ。」をテーマに、藤原准教授の進行のもと、森見氏の大学生時代を振り返るとともに、小説を書く際に心掛けていることなどについて語りました。あらかじめある世界を描写するために文章を書くのではなく、言葉自体によって新たな世界を作り出していくこと、思いつきを大切にしながら作品づくりに取り組んでいることなど、普段は知ることができない森見氏の世界が垣間見えました。

 今回、初めての対談形式での未来フォーラムとなりましたが、通常は非公開である清風荘で行ったことについても好評でした。視聴者からは「森見氏の作品の背景が見えたようで面白かった」、「創作の背景を聞いて、作品を読んでみたいと思った」などの感想が寄せられました。

森見氏(左)と藤原准教授(右)
清風荘で京大生時代について話す森見氏(左)と藤原准教授(右)

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本対談の配信は、2021年3月26日(金曜日)17時00分まで無料で公開しています(申し込みは、3月26日(金曜日)15時00分まで受付。配信期間中は何度でも視聴可能です)。