柴田一成 理学研究科教授のヘール賞受賞が決定しました。(2020年2月25日)

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柴田教授

柴田一成 理学研究科教授のヘール賞受賞が決定しました。

同賞は、太陽黒点磁場の発見やパロマ山5mの大望遠鏡の建設で著名な米国の天文学者、ジョージ・エラリー・ヘール(George Ellery Hale)にちなんで1978年に創設された賞で、アメリカ天文学会太陽物理学分科会が、世界の天文学者の中から太陽物理学に大きな貢献のあった人を表彰するものです。柴田教授は日本人としては初めての受賞となります。

柴田教授は、太陽および宇宙における磁気プラズマの特性や振る舞いに関する極めて優れた研究成果を認められ、今回の受賞となりました。特に、太陽大気中のジェットの発見、太陽ジェット・スピキュール・質量放出に関する独自の理論と数値シミュレーション、太陽型星でのスーパーフレアの発見が評価されました。

授賞式は、2020年5月31日から米国ウィスコンシン州で開催されるアメリカ天文学会年会において行われる予定です。

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