「関西経済人・エコノミスト会議」京都大学・大阪大学・神戸大学による3大学シンポジウムを開催しました。(2016年10月24日)

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「産学連携は進化する -関西発イノベーションへの決意」をテーマにした「「関西経済人・エコノミスト会議」京都大学・大阪大学・神戸大学による3大学シンポジウム」を開催しました。同シンポジウムは、日本経済新聞社、日本経済研究センターが主催し、京都大学、大阪大学、神戸大学の協力と、池田泉州ホールディングス、池田泉州銀行の特別協力によって行われました。当日は、大阪、神戸の各大学関係者や関西経済人・エコノミスト会議関係者をはじめ、約500名の参加者があり、会場は満席となりました。また、本学からは山極壽一 総長、理事、副学長、監事、理事補、部局長等が出席しました。

シンポジウムでは、川合英雄 日本経済新聞社専務執行役員大阪本社代表による挨拶の後, 手代木功 大阪商工会議所副会頭・塩野義製薬社長の産学連携に関する問題提起に続いて、西尾章治郎 大阪大学総長、武田廣 神戸大学長、山極総長から各大学の産学連携に対する取り組みについてプレゼンテーションが行われました。その後、阪本浩伸 日本経済新聞社常務執行役員大阪本社編集局長をモデレーターとして、手代木副会頭と西尾総長、武田学長、山極総長の4名により、パネルディスカッションが行われ、経済界からは、大学に対し幅広い学内外連携による共同研究体制の構築や窓口設置などの必要性について、一方、大学からは、経済界に対しインターンシップなど大学の教育との連携などが話されました。直接、経済界と大学がそれぞれ想いを伝え、対話できる貴重な場となり、関西地域の特性を活かした産学連携推進の必要性を共有し、盛会のうちに終えました。

同シンポジウムは、関西の経済界、学界、官界で活躍される方々にお集まりいただき、オピニオン形成と交流促進を目的に、産学連携の課題や在り方を整理し、さらなるステージへ向けた必要な取り組みについて考える機会として開催されたもので、今後もこのような機会に参加し、産官学連携の推進とともに本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。

左から、問題提起する手代木副会頭、プレゼンする山極総長、西尾総長、武田学長

パネル討論

会場の様子