第11回TOKYO漢籍SEMINARを開催しました。(2016年3月14日)

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人文科学研究所は、東京の一橋講堂中会議場において第11回TOKYO漢籍SEMINARを開催し、170名が参加しました。

本セミナーの目的は、人文科学研究所が80年余にわたって蓄積してきた中国学研究の成果をわかりやすく紹介し、多くの人々に漢籍、ひいては漢字文化全般に関心を深めてもらおうとするものです。

セミナーは冨谷至 東アジア人文情報学研究センター長の開会挨拶に始まり、「目録学に親しむ -漢籍を知る手引き」をテーマに、古勝隆一 人文科学研究所准教授「漢籍目録を読む -俯瞰の楽しみ」、宇佐美文理 文学研究科教授 「子部書の分類について」、永田知之 人文科学研究所准教授 「目録学の総決算 -「四庫全書」をめぐって」の3講演を行いました。終了後のアンケートでは、「目録学の拡がり、深みを教えていただきました」、「わかりやすく構成されていてとても勉強になりました」、といった感想を寄せられるなど、参加者にとって有意義な機会となりました。

左から、冨谷センター長、宇佐美教授、古勝准教授、永田准教授

会場の様子

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