第11回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップを開催しました(2016年2月4~5日)

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「第11回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップ」をチュラロンコン大学(タイ・バンコク)にて、本学、チュラロンコン大学、香港科技大学の共催により開催しました。

本ワークショップは2006年の第1回開催以降、アジア各地域から、国際交流・留学に携わる実務担当・責任者が集い、国際化を目指す大学運営の改革・強化に関する共通課題について意見交換を行う貴重な機会となっています。

今回の会議は「UAW’s First Decade: Looking Back and Moving towards a Brighter Future」(UAWの最初の10年間:過去から輝かしい未来へ向けて)をメインテーマとして、11カ国31機関、80名を超える参加があり、本学からは森純一 国際交流推進機構長および事務職員2名が参加しました。

ワークショップは、Kalaya Tingsabadh チュラロンコン大学副学長による挨拶、Apron Kanvong タイ高等教育委員会事務局長およびNantana Gajaseni アセアン大学ネットワーク(AUN)事務局長による基調講演に続いて、2日間にわたり四つのセッションが行われました。

セッションでは、「The Exchange of Students between and within the Regions: North/South and South/South(アジア地域内での学生交流:南北間、南南間)」、「Promotion of Academic and Research Collaboration: Leading a Horse to Water But How Do You Make Him Drink?(学術研究連携の推進:教育研究環境の整備とその推進について)」、「Promoting and Improving Student and Faculty Services: How to Achieve the Balance? (教員学生サービスの向上と発展: どのようにバランスを取るべきか)、「Memoranda of Understanding: Is It Time for a New Approach? (Are They of Any Use)(学術交流協定: 新しいアプローチの模索の必要性・その協定は有益か?)」の4テーマに基づいて各大学の参加者によるプレゼンテーションと発表者への質疑応答が行われ、本学からは事務職員1名がプレゼンテーションを行いました。また、今回は新しい試みとして、テーマ毎に分かれたワークショップ形式の小グループでの議論の場が設けられ、参加大学における具体的な課題等を共有するとともに、解決策について活発な議論が繰り広げられました。

ワークショップの最後に、Tingsabadh副学長および本学の森機構長より、閉会の挨拶があり、2016年度も開催することが確認されました。

大学の国際化の推進は参加した各大学においても重要な事項となっており、今後も本ワークショップを通じて、大学間の情報共有と意見交換、ならびに大学間交流の発展に繋がることが期待されます。

本学職員によるプレゼンテーション

森機構長による挨拶

ワークショップの様子