第3回高校生のための夏期セミナー「漢字文化への誘い」を開催しました。(2015年8月7日)

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人文科学研究所では、東アジア人文情報学研究センター大会議室で、第3回高校生のための夏期セミナー「漢字文化への誘い」を開催しました。

本セミナーは、将来を担う高校生に漢字の面白さ、奥深さをわかりやすく紹介し、漢字文化全般に関心を深めてもらおうと企画したものです。関東から近畿まで21名の高校生が参加しました。

冨谷至 東アジア人文情報学研究センター長の挨拶に始まり、「時には、書物にかんして語ろう」をテーマに、永田知之 人文科学研究所准教授が「読む・書く・写す・印刷する -漢字ばかりの本ができるまで」と題した講演を行いました。講演後センターの見学を行い、最後の座談会では熱心な質問や議論が行われました。

参加者からは「中国の貴重な書物に触れることができてとても勉強になりました」、「書物自体の形の移り変わりを考えていくという講演内容は大変興味深かったです」、「京都大学で学び、ここで研究したいと思いました」等の感想が寄せられました。

セミナーの様子

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