クロックタワーコンサートを開催しました。(2015年5月10日)

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京都大学と京都市立芸術大学が主催して毎年開催しているクロックタワーコンサートを、時計台記念館にて開催しました。今回は、「レクチャー&コンサート 名曲で綴るオーケストラの歴史」と題し、京都市立芸術大学音楽学部の教授によりオーケストラで使用される楽器の特徴や歴史についてトークの後、同大学アカデミーオーケストラ(大学院管弦楽団)によりL.モーツァルトの「おもちゃの交響曲」、G.F.ヘンデルの「水上の音楽」、L.v.ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」、F.シューベルトの交響曲第7番ロ短調「未完成」が演奏されました。「おもちゃの交響曲」の演奏では、おもちゃの楽器を使用して会場の雰囲気を盛り上げた他、別の曲では、途中で指揮者が交代して指揮者によってオーケストラの演奏が変化するさまの聞き比べを楽しむ等、趣向を凝らしたコンサートになりました。

当日の会場は、ほぼ満員の参加者で熱気に溢れ、参加者からは、「冒頭の楽器の特徴や音の紹介で、楽器への理解が深まり良かった。」「先生と学生さんの二人の指揮者の違いも味わえ、楽しかった。」「緑とレンガの壁が背景になったステージは、クラシックの音楽にとてもマッチしていて気持ちよかった。」などの感想が寄せられました。

コンサートの様子

増井信貴 京都市立芸術大学音楽部教授による楽器の紹介