吉田国際交流会館1階に「ハイデルベルク大学京都オフィス」が開設されました。(2015年4月14日)

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2014年5月に、ドイツのハイデルベルク大学内に開所した「京都大学欧州拠点ハイデルベルクオフィス」に続き、両大学間における海外事務所相互設置に関する覚書により、本学吉田国際交流会館1階にハイデルベルク大学京都オフィス(Heidelberg University Office, Kyoto)が開設されました。このオフィスは、ワークショップやサマースクール等の開催、同窓会事業等の連携により、研究者および学生の交流を推進するとともに、両国のネットワークを拡大していくことを目的としています。さらに、日独6大学学長コンソーシアム(HeKKSaGOn)のドイツ側代表窓口となることが期待されています。

このたびオフィス開設に伴い、2015年4月14日に開所式を挙行しました。開所式には日独政府関係者、HeKKSaGOn加盟大学関係者等、約60名の出席がありました。開所式式典では、Bernhard Eitel ハイデルベルク大学学長の歓迎の挨拶に続き、山極壽一 総長、Ingo Karsten 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事、Eckart Würzner ハイデルベルク市長、上田誠 京都市大学政策部長から祝辞をいただきました。

式典の後、ハイデルベルク大学京都オフィス前で、Eitel学長、山極総長、Karsten総領事、Würzner市長、上田部長の5名がテープカットを行い、オフィス開所を祝いました。

テープカットに引き続き、ハイデルベルク大学から同オフィスに駐在している、Sabine Schenk 同大学職員の案内により、ハイデルベルク大学京都オフィス内を見学しました。

その後の記念レセプションはDieter W. Heermann ハイデルベルク大学副学長の発声による乾杯にはじまり、日独双方の参加者が和やかな雰囲気で歓談し、盛況のうちに閉会しました。

式典開始前の様子 (左から)山極総長、Eitel学長、Würzner市長

山極総長によるお祝いの挨拶

テープカットの様子 (左から)Würzner市長、山極総長、Eitel学長、Karsten総領事、上田部長

歓談の様子

日独6大学学長会議コンソーシアム(HeKKSaGOn)とは

HeKKSaGOn(ヘキサゴン)は、日本とドイツの主要6大学(ハイデルベルク大学(Heidelberg)、京都大学(Kyoto)、カールスルーエ工科大学(Karlsruhe)、東北大学(Tohoku(in Sendai))、ゲッティンゲン大学(Göttingen)および大阪大学(Osaka))からなる大学コンソーシアムで、研究者および学生の交流、共同研究の推進、サマースクール等の開催など日独大学間の交流を推進することを目的として、2010年に結成されました。

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