京都大学は福井県教育委員会との連携に関する協定を締結しました。(2014年8月18日)

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京都大学と福井県教育委員会との連携協定に関する締結式を、京都大学で挙行しました。

本学では、福井県の高等学校から個別にいただいた大学見学や模擬授業の要望に、積極的に協力してきましたが、さらに幅広く高大連携事業を展開するために、本学と福井県教育委員会とで協議を重ねた結果、本協定の調印に至りました。

この協定は、大学および高等学校における教育の課題に関し、連携して教育および研究の充実、発展に資することを目的としています。また、覚書では、本協定に基づき本学の教育および研究活動の理解を深め、福井県教育委員会が定めた連携指定校と教育の充実発展のための具体的な取り組みを始めることとしています。平成26年度の福井県連携指定校は福井県立藤島、高志、羽水、金津、大野、勝山、武生、敦賀、美方、若狭の10校となっています。

協定式には、本学からは、松本紘 総長、淡路敏之 理事・副学長、中村佳正 理事補、森脇淳 理事補、高見茂 理事補が出席し、福井県教育委員会からは林雅則 教育長、田中幸治 福井県教育庁高校教育課長が出席されました。松本総長および林教育長が協定書に署名後、固い握手を交わし、今後の協力について確認しました。また、連携校の先生方も出席されました。

今後の具体的な取り組みについては、本学と福井県教育委員会とで検討する予定です。なお、近畿圏以外の教育委員会との連携協力に関する締結は、東京都、石川県、徳島県・徳島市に次いで4件目となります。

協定書署名後の松本総長(右)と林福井県教育委員会教育長(左)

本学、福井県、連携校関係者