オーストラリア国立大学でAPRU第18回年次学長会議が開催されました。(2014年6月24日・25日)

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本学が加盟するAPRU(The Association of Pacific Rim Universities:環太平洋大学協会)の第18回年次学長会議がオーストラリア、キャンベラのオーストラリア国立大学で開催されました。

APRUは環太平洋地域の主要大学間の相互理解を深め、重要な諸問題に対し高等教育機関の立場から協力・貢献することを目的として設立された大学協会で、現在16カ国・地域の45大学が加盟しています。第18回年次学長会議には、加盟校から学長・副学長を中心に30大学約80名の参加がありました。本学からは、森純一 国際交流推進機構長、国際担当URA、研究国際部職員の計3名が出席しました。

1日目のプログラムは、主催校からIan Young オーストラリア国立大学長と、APRU議長のHenry T. Yang カリフォルニア大学サンタバーバラ校学長の挨拶で始まり、「オーストラリアの大学が直面する現在の課題への取り組み」、「ビッグデータと今後の展望」と題したセッションへと続き、プレジデントフォーラムでは7大学の学長が、各大学での高等教育における取組み紹介やAPRUメンバーとしての提言を行いました。

2日目は、Christopher Tremewan APRU事務局長から活動状況説明の後、5名の参加者がそれぞれの活動・分析についてプレゼンテーションを行いました。APWiL(Asia Pacific Women in Leadership)の活動についての説明では、7月に開催予定の本学主催「APWiL男女共同参画/女性リーダー育成ワークショップ」が紹介され、1日目のオークランド大学長のジェンダーギャップ解消に関する提言とも合わせて、APWiLの活動推進は今年度の年次学長会議の重要決定事項の一つと位置付けられました。

会議の最後にはビジネス・ミーティングにて2013年度財務報告書説明、新理事会新メンバーの投票・承認が行われました。2014年6月就任のAPRU次期議長には、C. L. Max Nikias 南カリフォルニア大学長が選出されました。

2日間の会議は、今後の一層の事業活動推進と来年の再会を約して盛会のうちに幕を閉じました。次回のAPRU年次学長会議は大阪大学主催で2015年6月に開催される予定です。


会議の様子

ラウンドテーブルディスカッションの様子(森機構長)

参加者集合写真

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