「日本と南仏におけるワインビジネス展開」を実施しました。(2018年2月25日~3月3日)

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農学研究科が2015年の部局間交流協定を締結するなど、これまで研究や教育協力関係を築いてきた南フランスのモンペリエにあるモンペリエスパグロ校(Montpellier SupAgro)の学生18名と教員2名が来日し、1週間にわたり日本のワインビジネス、食や観光などを学ぶスタディトリップに参加しました。このプログラムは、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業により実施されたものです。

このプログラムには、2017年9月の国際交流科目「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」でモンペリエスパグロ校を訪れた本学学生らも参加し、モンペリエスパグロ校より来日した参加者たちと交流を深めました。

プログラム初日に日本の伝統芸能を見学した後、2、3日目にかけ同校の所在地フランス・オクシタニ州と友好提携協定を結ぶ京都府庁への表敬訪問、天橋立ワイナリーや丹波ワインという京都府内の2つのワイナリーで研修を行いました。

4、5日目は山梨大学と連携し、マンズワイン勝沼ワイナリー、同大学ワイン科学研究センター、サントリー白州蒸留所へのフィールドトリップを実施し、日本の気候風土に合わせたブドウ生産やワイン醸造、その他アルコール飲料文化の普及について学びました。

6日目には大阪府柏原市のカタシモワイナリー、京都市伏見区の月桂冠酒造を訪れるとともに、伏見の歴史や京都の伝統的な食「おばんざい」についてのセミナーも受け、醸造や食と地域の結びつきについて学びました。最終日には、日本のワインビジネスの課題やその解決策を議論するワークショップを兼ねた報告会を開催しました。

京都府庁表敬訪問

マンズワイン勝沼ワイナリーにて日本のワイン醸造を学ぶ

サントリー白州蒸留所にて日本のウィスキーについて学ぶ

カタシモワイナリーにてブドウ栽培、ワイン醸造と地域の結びつきを学ぶ

日本のワインビジネスの課題についてワークショップで議論

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