プラットフォーム学連続セミナーVol. 7「気候変動とプラットフォーム学」~持続可能な循環型社会を駆動させる鍵は何処にある?~

開催日
2022年01月19日 水曜日
時間

16時45分~18時45分 (卓越大学院プログラム履修生は19時15分終了予定)

開催地
要申し込み
要申し込み
公開日

「社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム」では、プログラムの一環として毎月セミナーを実施しています。

 第7回の今回は「気候変動×プラットフォーム学」をテーマとし「世界最速スパコン「富岳」と世界最大級の民間気象会社ウェザーニューズ 気候変動を予測し、地球の未来を考える」と題し開催します。

 SDGsのゴール13に「気候変動に具体的な対策を」があることを踏まえつつ、パリ協定でも掲げられた「環境と成長の好循環」を実装した社会を持続可能に実現していくには、個人/企業や団体/地域や社会それぞれのレイヤーごとにどういったアクションが必要となるのでしょうか。今回は気象ビッグデータ利活用や環境経済学の観点をもとに、プラットフォーム学的に社会課題とそれらを解決するための道筋を議論します。

基本情報

開催地
  • オンライン

オンライン開催(Zoomウェビナー使用)

対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
  • 企業・研究者の方

どなたでも参加いただけます。

参加費

無料

イベント内容

セミナー登壇者

  • 鈴木孝宗 株式会社ウェザーニューズClimate news プロジェクトリーダー
  • 松岡聡 国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究センター長
  • 栗山浩一 京都大学農学研究科教授(生物資源経済学専攻 森林経済政策学分野)
  • 原田博司 京都大学情報学研究科教授(プラットフォーム学卓越大学院 プログラムコーディネーター)

「気象ビッグデータ利活用や環境経済学の観点から気候変動対策の勘所を探る」
 気候変動対策を考えるとは、もちろん自然環境や生物多様性などを保全する目的であるため「自然や地球を考える」ことを指しますが、しかしそれらへ影響を与える原因や主体である「我々の生活や社会の在り方を考える」ことも当然ながら意味します。産業や経済活動が持続可能な成長を果たそうとすることを引き続き社会が指向しつつ、同時に気候変動への対策を具体化して方針や行動へ落とし込んでいく。この「環境と成長の好循環」を社会が実装していくには、その目標設定ひとつにおいてもビッグデータ利活用による予測や問題の可視化、そして自然環境への影響について定量的で公正な評価が必要であると言えるでしょう。
 2022年最初の開催となる今回は、多分野で最先端の予測や解析に用いられ、2021年11月には大規模機械学習処理において世界第1位のスーパーコンピュータとして性能が認められた「富岳」総責任者や、気象関連企業として最大手であるウェザーニューズ社の気象データを用いた事業開発担当者、そして京都大学で自然環境が有する経済価値の評価を通じて環境保全の社会的意義を示すことへ従事する研究者が集い、本テーマについて議論をします。

プラットフォーム学連続セミナーとは

プラットフォーム学は、情報通信を扱う「情報学」と、農学・医学・防災、文系学術などの複数専攻領域を系統的に連携させ、新しい価値創造を目指す新しい学問です。世界を牽引する新しいプラットフォームを構築できる人材の育成を目標とし、プラットフォーム学連続セミナーを毎月開催しています。

申し込み

申し込み方法

以下の申し込みフォームからお申し込みください。
プラットフォーム学連続セミナー vol.7 応募フォーム

申し込み締切日

備考

主催:京都大学大学院横断教育プログラム推進センター プラットフォーム学卓越大学院
協力:京大オリジナル株式会社、株式会社角川アスキー総合研究所

お問い合わせ

プラットフォーム学連続セミナー 事務局(京大オリジナル株式会社 ナレッジプロモーション事業部内)
E-mail:kensyu*kyodai-original.co.jp(*を@に変えてください)