京都大学および京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。
今回は「高齢化社会に向けたサイエンス -認知症の早期発見、進行予防、介護の最前線-」をテーマに、認知症の早期発見のため簡便な検査、情報学・ロボット技術を活用した最前線の介護コミュニケーション技術、認知症の人と介護者である家族を対象にした新しい支援について、認知症の発見から介護・支援までを本学研究者3名がオンラインで講演します。
皆さまのご参加をお待ちしています。
基本情報
開催地
- オンライン
オンライン開催(「Zoom」使用)
対象
- 企業・研究者の方
企業・各種機関の方
定員
100名程度
参加費
3,000円(税込)
- 銀行振込、入金締め切り日: 2021年9月8日(水曜日)
- 振込先等の詳細については、申し込み受付の際に事務局からお送りするメールにてお知らせします。
イベント内容
13時15分 | 受付開始 |
13時30分~13時40分 | 開会挨拶 |
13時40分~14時30分 | 講演1「認知症検出のための簡便な2つのテスト」 木下 彩栄(医学研究科 教授) 認知症早期発見のために、高度な検査をしなければならないのでしょうか? 実は簡単な2つのテストがあれば可能かもしれません。それは、物忘れの検査と生活障害の検査です。今回は後者について紹介します。 |
14時30分~14時40分 | 休憩 |
14時40分~15時30分 | 講演2「『優しい介護』インタラクションの計算的・脳科学的解」 中澤 篤志(情報学研究科 准教授) 我々が取り組んでいる優しい介護コミュニケーション技術「ユマニチュード」の情報学・ロボット技術を活用したスキル定量化と、AR・VRを活用したスキルトレーニング、脳科学による認知症行動の解明の試みについて紹介します。 |
15時30分~15時40分 | 休憩 |
15時40分~16時30分 | 講演3「認知症の人と介護者に対する非薬物的支援の効果検証」 清家 理(こころの未来研究センター 特定講師) 認知症の人と介護者に対するさまざまな支援活動が実施されているますが、エビデンスの乏しさがあり、活動の普遍性が保持できない状況にあります。 RCTで効果を実証した介護者支援の概要、認知症の人と家族が対象の新たな支援を紹介します。 |
16時30分 | 閉会挨拶 |
申し込み
申し込み方法
以下のリンクよりお申し込みください。
2021年9月15日京大テックフォーラムお申込みフォーム
オンライン参加について
- オンラインセミナーは、Zoom(Web会議室システム)を使用します。
- 参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。
- 申し込み者以外は視聴できませんので、予めご了承ください。
- 支払い期限までに入金済みの方へ、オンラインセミナー開催前日までに、Zoomへの接続情報を登録のアドレスあてにお送りします。
申し込み締切日
備考
主催: 京都⼤学産官学連携本部、京⼤オリジナル株式会社
後援: 株式会社 TLO京都
お問い合わせ
京大オリジナル株式会社 コンサルティング事業部
Tel: 075-753-7765
E-mail: event1*kyodai-original.co.jp(*を@に変えてください)