2015年4月に発足した「京都こころ会議」は、科学技術の進歩や経済のグローバル化により、複雑化した世界に生きる人間の「こころ」そのものを究明しようという試みです。その際に「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、「こころ」についての新しい理解をKyoto Kokoro Initiativeとして世界に向けて発信します。
これまでのシンポジウムでは、「歴史性」、「内と外」、「共生」、「自己」、「Artificial Mind」という切り口から、古来からのこころの捉え方と現代におけるこころの交錯するところを検討してきました。そして、今年度は「こころと限界状況」という国際シンポジウムを秋に予定していましたが、来年度に延期となりました。
しかし、まさに今の危機的状況のこころにとっての意味を問う必要があるのでないか、という認識から、このたび「こころとコロナ危機」というテーマで、シンポジウムを開催することになりました。
コロナ危機は、こころにどのような影響を与えるのか、こころにとってどのような意味があるのかを、医学、仏教学、心理学と様々な見方から問うことができればと思います。
基本情報
- オンライン
オンライン(Zoom)配信
500名(申し込みによる先着順)
イベント内容
プログラム
13時30分~13時40分 | 開会の言葉 河合俊雄(京都大学こころの未来研究センター長) |
13時40分~14時30分 | 講演(1)「Withコロナ時代の見取り図」 山本太郎(長崎大学熱帯医学研究所 教授) |
14時30分~15時20分 | 講演 (2)「仏教のこころ観から考えるコロナ危機」 熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター 准教授) |
15時20分~15時30分 | 休憩 |
15時30分~16時20分 | 講演 (3)「コロナ危機と心理療法」 田中康裕(京都大学大学院教育学研究科 教授) |
16時20分~16時30分 | 休憩 |
16時30分~17時30分 | 総合討論 山本太郎、熊谷誠慈、田中康裕、河合俊雄 |
17時30分~17時40分 | 閉会の言葉 時任宣博(京都大学研究、評価、産官学連携担当理事・副学長 |
申し込み
以下のURLからお申込みください。別途参加URLをお知らせします。
第5回京都こころ会議シンポジウム 申込フォーム
※ フォーム登録後、自動返信メールを送信します。自動返信メールが届かない場合は、メールアドレスが間違っているか、設定によりメールが届かない可能性があります。その際は今後のメール連絡も届かない可能性があり参加できなくなりますので、必ずメール設定の確認をお願いします。
※ 定員になり次第、締め切ります。
備考
主催・共催
主催:京都大学こころの未来研究センター
後援:公益財団法人 稲盛財団
共催:京都大学人社未来形発信ユニット
Zoomでの参加にあたって
- WEB会議システムZoomを使用してライブ配信を行います。
- Zoomでの動画視聴が可能な方であれば、どなたでも参加いただけます。
- 参加には、インターネット接続環境があるパソコン、スマートフォン、タブレット端末等が必要です。
- スマートフォン、タブレット等で参加される場合は事前にZoomアプリのダウンロードが必要です。
- インターネット回線を利用した通信のためインターネット接続料が発生します。Wi-Fi 環境以外での参加にあたっては、通信料にご注意ください。
- 申し込みにあたっては、事前に テストミーティングに参加( Zoom)から接続性を確認するテストをお勧めします。
京都大学こころの未来研究センター・リエゾンオフィス (平日9時00分 ~17時00分)
E-mail: kokoro-sympo*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)