京都大学未来フォーラム(第62回)

開催日
2015年05月25日 月曜日
時間
18時30分~20時00分
要申し込み
要申し込み
公開日

 第62回京都大学未来フォーラムは、医学部卒業生の医師で高雄病院地域医療室室長の川島 実 氏を講師にお迎えし開催します。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
百周年時計台記念館 百周年記念ホール
※ 駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
対象
  • 卒業生の方
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
どなたでもご参加いただけます。
定員
500名(申し込みによる先着順)
参加費
無料

イベント内容

講演タイトル

-揺れてどこまで行くのやら-

講師

医師・高雄病院地域医療室室長 川島 実 氏

講演概要

2011年3月11日、東日本は未曾有の大災害に見舞われました。当時、東北地方の日本海側で働いていた私は、三陸沖に生じた巨大なエネルギーの渦に引き寄せられるように、宮城県気仙沼市の外れに赴き、ボランティア、小病院の院長として3年間を過ごしました。そこで私が働きながら見たのは、地域の圧倒的な医療過疎をはじめとする生活格差と、日本中から集まる熱意と技能に溢れたボランティア達でした。一人の医師として地域の問題に立ち向かった経験と、紆余曲折に満ちた小生の半生を合わせて、出来るだけ面白可笑しくお話しします。

講師略歴

川島 実(かわしま みのる) 医師・高雄病院地域医療室室長
1974年京都生まれ。東大寺学園中学高校卒業。京都大学医学部在学中にボクシングでプロデビュー。2000年に8戦7勝1分けの成績で西日本新人王となり、話題となる。2003年引退。プロの戦績は15戦9勝5敗1分(5KO勝)。引退後、自給自足を目指して妻子を連れて和歌山県串本町、古座川町に移り住み、ここで僻地医療と出会う。その後、南丹市美山町、沖縄市、山形県酒田市と居を転々としながら救急、地域医療を学ぶ。2011年3月11日、酒田で東日本大震災に被災。同年4月から津波被害の大きかった気仙沼市にボランティアとして通い、発災半年後の10月から同市立本吉病院院長。崩壊した地域医療の立て直しに尽力。2014年4月に退職。現在は京都市右京区の高雄病院勤務。最近では『医と人間』(井村裕夫編、岩波新書、2015年)の「被災地に学ぶ」を執筆。

申し込み

申し込み方法
こちらの「申込フォーム」よりお申し込みください。
お申し込みいただきました方に、参加証をお送りします。
講演者への質問事項がありましたら、お申し込み時に簡潔にご記入ください。(講演の質疑応答時に参考とします。)
携帯電話でお申し込みされる方は、必ず「mail.adm.kyoto-u.ac.jp」からのメールを受信できるように設定してください。
お預かりした個人情報は、参加証の発行および今後の講演会の参考にする以外の目的で使用することは一切ありません。
【申込システムについて】
総務部渉外課では、パイプドビッツが提供するメール配信ASPシステムを使用しています。
申し込み締切日
定員になり次第、締め切ります。

備考

主催: 京都大学
お問い合わせ
総務部渉外課
TEL: 075-753-2233(月曜日~金曜日 9時00分~17時00分)
FAX: 075-753-2246