第2回湯川・朝永奨励賞授賞者を決定しました。(2009年7月8日)

第2回湯川・朝永奨励賞授賞者を決定しました。(2009年7月8日)

 京都大学では、湯川秀樹博士と朝永振一郎博士の生誕百年を機に、両博士の果敢な挑戦の精神を引き継ぎ、創造的・独創的な成果をあげている若手研究者を奨励し顕彰すべく、「湯川・朝永奨励賞」を昨年度創設いたしました。

 第2回「湯川・朝永奨励賞」の選考については、第1回の被推薦者のうち、受賞されなかった方も第2回の候補者として選考の対象に加えることにしておりますので、第1回および第2回の被推薦者21名(件数20件)を候補者といたしました。

 このたび、「湯川・朝永奨励賞審査委員会」における事前審査を踏まえ、「湯川・朝永奨励賞委員会」において審議の結果、以下のとおり2件(3名)に決定しましたので発表いたします。

第2回湯川・朝永奨励賞受賞者

  • 酒井忠勝 名古屋大学大学院理学研究科准教授、杉本茂樹 東京大学数物連携宇宙研究機構教授
    業績の題目: ホログラフィック量子色力学における低エネルギーハドロン物理学
    業績の要旨等
  • 高橋和利 京都大学物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター特定拠点助教
    業績の題目: 既知因子による分化多能性の誘導
    業績の要旨等