赤﨑勇 先生への京都大学名誉博士称号授与式および記念講演会を行いました。(2015年5月15日)

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このたび、赤﨑勇 先生(名城大学終身教授、名古屋大学特別教授・名誉教授)に、京都大学名誉博士の称号を授与することを決定し、5月15日に授与式および記念講演会を行いました。

京都大学では(1)本学における教育研究に寄与した功績が顕著であると認められる者、(2)学術文化に寄与した功績が特に顕著であり、本学において顕彰することが適当と認められる者には、名誉博士の称号を授与することができるとしています。

今回、赤﨑先生については、本学の学術文化に寄与した功績が特に顕著であったと認め、名誉博士の称号を授与しました。

授与式では、山極壽一 総長が「飽くなき探究心と情熱をもって科学を切り開かれました。学生への大きな励みになります。」との言葉を述べ、引き続き赤﨑先生が「愛する母校から名誉博士号をもらえてうれしい。入学当時、湯川秀樹先生のノーベル賞受賞があり、雲の上のことと思っていました。しかし、ノーベル賞とは言わないまでも、いつか今まで誰もやっていないことをやろうと決心したことを思い出します。私にとっては青色発光ダイオードが誰もやっていないことだと思います。感慨を感じます。」と述べました。

その後、記念講演会が行われ、盛況のうちに終了しました。

授与式の様子(左から、山極総長、赤﨑先生)

記者会見の様子

記念講演を行う赤﨑先生

記念講演会場の様子

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